2011年07月15日

アンダルシア

andarucia


歴史的珍作「アマルフィ」の続編ということで否が応でも高まる期待。ハリポタ初日にハリポタを観に行ったら、「本作はポイントカードではご鑑賞いただけません」と言われてしまい、途方に暮れていたら、5分後にアンダルシアが始まるというのも何かの縁、ということで、運命の糸に操られるようにして観てきました。

おおお、なんだこれ、全然期待はずれ。全く以て普通に面白い。どういうこっちゃ。

製作サイドは日本版007を作りたいんだろうけれど、その目論見は見事に成功していると思う(マジで)。これで黒木メイサがもっと露出が多かったり、ラストに織田裕二との濃厚な濡れ場があったりしたらもう完璧。007のQみたいな感じでチョイ役で出てくる福山雅治とかも、Qに似ていて、それでいてそっくりじゃない。ちゃんと工夫されている。

まぁ、映像の部分では電車に乗っているシーンがセット感丸出し(外の映像が異常に粗いし、窓枠とかに風景が全く写り込まない不自然極まりない映像になっている)だったり、どうなのよ、と思う。あと、ラストのどんでん返しも、予想の範囲内というか、想定の範囲内というか、っていうか、製作がミスリードしたい方向には絶対に行かないことがわかっているので、そのあたりはドッチラケではある。でも、その位かなぁ。

映画の作りは非常に質が高かったと思う。脚本もしっかりしている。無理な展開はほとんどなく、風呂敷を広げすぎた感じもない。冒頭にあるショートストーリーもいい感じで配置されている。車の窓と黒木メイサのトラウマの関係の描き方も良い。黒木メイサといえば、彼女は宇宙戦艦ヤマトでは酷いことになっていたけれど、本作では異常なまでにちゃんとしていた。

どうしたんだ!こんなの、俺たちが観たい映画じゃないぞっ!!

とは思うけれど、こんな感じなら、日本版ジェームス・ボンドとしてずっと続いてくれても良い。洋画なら全然普通のクオリティだけど、邦画でここまでやってくれるなら、あとは足りないのは色気ぐらいだ。

ところで、「女神の報復」っていう副題の意味がわかりません。

評価は☆2つ。

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