2011年09月24日

とある飛空士への追憶

toaru


試写会で鑑賞。

全然ダメだ、なんだこの映画。サマーウォーズの出来がすごく良かったので期待していたのだけれど。

王子の婚約者を空路で敵国に制空権を握られた空域を抜けて王子の元へ運ぶ、というストーリーで、どうやって2時間(実際には1時間40分程度)もたせるつもりなんだろうと興味津々だった。オープニングは悪くない。そして、出発までも良い。だけど、問題はここから。何もイベントがなかったら、それまで。じゃぁ、何が起きるのかって、ワンパターンで敵が攻撃してくるだけ。ローマの休日だってもうちょっと色々イベントがあったろうに。ただ、攻撃を受けたあたりまではまだ良い。着陸したあとが酷い。なんだよ、これ。もう、背中がムズムズするだけ。王子の婚約者は何と言ってもクラリスだよ。一方でこの子は何なの。なんかもう、酷い。邪魔だから髪を切った、ぐらいまでは許すとしても、なんだよ、その服は。そしてラスト。その袋の中にはそんなにたくさんの・・・・って、これはネタバレだから自粛。どぼんどぼんと海に落ちる女の子も繰り返すと「アホか」って感じ。

足りないのはストーリーだけじゃない。演出も全くない。ひらひらと舞う飛行機のシーンは確かに良くできているけれど、演出不足が物凄く気になる。そんな急旋回したら、お姫様、ブラックアウトしないまでも吐くでしょ、普通。

ただ唯一、日本海軍が開発した先尾翼型局地戦闘機「震電」を、名称もそのままに登場させた点だけは評価できる。

お子様ランチ的なラブストーリーで、とても大人の鑑賞には耐えない。

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