2011年09月26日

蛍火の杜へ

hotarubi


仕事と仕事の合間にちょっと時間があったので、ふらっと観てみた小品。これが、結構な掘り出し物。原作は少女漫画のようだけれど未読。

「人に触れてしまうと消えてしまう」という魔法をかけられた青年と、女の子の交流を描いたもの。その儚い感じが凄く良かった。雰囲気が蟲師のシリーズのようなすごく静かな感じなので、眠くなっちゃう人もいるかも知れないけれど、無駄に長くないので寝る暇はないだろう。起承転結がしっかりしていて、ちょっとした見せ場もあって、どうやってこの風呂敷を畳むんだろうと思ったら、意外な畳み方でそれはそれで納得。もうちょっとだらだらやっちゃうのが男目線だけれど、そうではなくてすっぱり終わるとこも潔い。

音響がちょっとどうなのかなー、というのと、静止画が非常に多かったので、もうちょっと動かしてくれ、と思ったけれど、静止画が多いのも、この手の奇譚ものだと定番っていうか、良くある演出方法で、それほど違和感がない。あとはこれといってマイナスポイントがない。

これ、東京はシネ・リーブルしかやってないのか・・・。1,000円で45分。先日観た「とある飛空士への追憶」もこのくらいのコンパクトな作品に仕上げればよかったのに、と余計なことを思いつつ、こういう良質な作品に観客が集まるようになって欲しいなぁ、と思う。

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