2011年10月23日

ツレがうつになりまして。

tureutsu


僕は堺雅人の演技が好きだし、宮崎あおいも同じ年代の役者の中では好きな部類なので、結構楽しみにしていた。

お前ら、ついこの間まで13代将軍家定と篤姫だったろうに、随分と落ちぶれたものだな、とも思った(ついでに言えば英姫も出ていた)けれど、それはそれ。二人の静かな演技はなかなかに微笑ましく、時間を気にせずに観ることができた。

気に入らない点は4つで、ひとつめが「頑張らなくても良い」というやつ。もちろん、うつ病の人間が頑張る必要はない。しかし、うつ病じゃない人間は頑張らなくちゃしょうがないだろ。離婚する友達に頑張らなくても良い、と話しかけるのはどうにもいただけない。それと、「できないさん」のカミングアウトのシーンがしつこすぎる。そういうシーンをさらっと通りすぎるのが「イキ」というやつだと思う。余分な親切心は野暮でしかない。あと、僕は身近にうつ病の人間がいて、そのおかげで僕の人生まで物凄く大きな影響を受けた。その経験からすると、この事例は深刻さがなさ過ぎる印象も受ける。症状の重軽はあると思うし、病気の認知度をアップさせるという意味では決して悪くないけれど、「こんなものだ」と思われてしまうのも、またちょっと違う気がする。あと、ラストの、例のJ-コミックムービー的な演出はどうなのかなぁ。この映画では不要だったと思う。

ということで、この4つが減点ポイント。個人的に一番嫌だったのはひとつめ。でも、それ以外は2時間、全く時間を気にせず最後まで楽しめた。

イグアナが、宮崎あおいの横から瞬時に堺雅人の横に移ったように見えたのは気のせいだろうか。でも、イグアナってでかいんだね。飼いたくなった。

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