2011年11月16日

半分の月がのぼる空

半分の月がのぼる空 [DVD]

サッカーを観たくて契約しているスカパーがおまけで「今月、好きな番組を一つタダで観て良いよ」と言ってきたので、「衛星劇場」を注文してみた。その中で見つけた「半分の月がのぼる空」をテレビ鑑賞。深川監督の作品は白夜行で初見、洋菓子店コアンドルも観ているけれど、神様のカルテはスルーした。

良くある難病モノとしてはまぁまぁな作りで、どうなっちゃうのかなーと、ハラハラまではしないものの、それなりの興味を持ちつつ、終盤まで観ることができた。例によって突っ込みどころはいくつかあったものの、ムキになって粗探しをしたくなるほど退屈な映画ではなかった。

そして、ラスト。あれ?この子、誰?あれ?こっちの子は????と、ちょっとおかしな展開になって、直後に真相がはっきりするという作り。これは結構脚本が良いかも、と思って調べたら、西田征史だった。おっぱいバレーやおにいちゃんのハナビはそれほど面白かった記憶がないんだけど。

ネタばれするとつまらなくなるので詳細は書かないけれど、HDDに保存しておこうかな、もう一回観ようかな、と思える映画だった。決して後ろ向きではなく、病気の人間も、周囲の人間も、それなりに前向きなラストなのが良い。

評価は☆2つ。

この記事へのトラックバックURL