2011年12月12日

源氏物語 千年の謎

genji


破壊屋さんの「この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞」で封切り直後にも関わらず40票を集めている本作、「どんだけダメ映画なんだろう」と期待に胸をふくらませつつ、前売り券で観に行ってみた(扇子が欲しかったので、前売り券を買ってあった。ちなみに今日はなぜか1000円の日だった。扇子代300円也)。

冒頭、いきなり文字の説明から入ったので、「もうーー」と思ったけれど、ちょっと冷静になってみればスター・ウォーズだって文字の説明から入るよね。許す。

道長と式部の世界と、源氏物語の世界を行き来しつつ物語が進んでいく構成はなかなか面白く、その2つを安倍晴明を使って橋渡しするのもなかなかのアイデアだと思う。役者さんたちもまずまず。何よりも、最近マイブームの真木よう子と多部未華子が出ているのがナイス。田中麗奈はすげぇ怖かった。それから、セットもちゃんとしていたと思う(っていうか、ロケだったのかな?)。衣装もそこそこ。音楽も良かったと思う。ただ、撮影技術はどうなのかなぁ。やや単調。ちょうど昨日見たウルトラセブン第24話の方がずっと技巧的で、カットとかに凝っていたと思う。

この映画でイケテなかったのは安倍晴明役の窪塚洋介。彼、マンションから飛ぶ前はピンポンとかで良い演技をしていたと思うのだけれど、今回は全然ダメだったと思う。晴明っぽさが全然ない。しかも、ものすごく重要な役どころなので、「うわぁ、もったいない」という感じ。この窪塚洋介だけで☆1つ減少は間違いない。

観ていて長く感じる映画で、時々「いつ終わるんだろう」と思ってしまったので、やや冗長だったことは否めないのだが、そこはのんびりした平安時代を描いているのだから仕方がないところかも知れない。「源氏物語を読んでみるかな」と思わされたので、ある程度高く評価しても良いのかも知れず、評価は☆1つ半にしておく。少なくとも「誰が観に行くんだ?」と思うようなダメ映画ではなかった。

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この記事へのコメント
昨日観てきました。
私は苦手な分野なので、原作本を読んだりして予習していったから、結構楽しめました。

ああいうアプローチはなかなか面白いと思いましたね。

真面目に創り過ぎている感もあって、ファンタジーっぽい部分とのギャップもありましたが、面白かったです。

とは言っても、多部ちゃんが出なければ観ない作品ですねw

私も、多部ちゃんと真木さんが良かったと思います。
Posted by yamarine at 2011年12月16日 16:42
> 真面目に創り過ぎている感もあって、ファンタジーっぽい部分とのギャップもありましたが、面白かったです。

ひっかかる人は、紫式部パートに特撮が出てくるところか、ダメかも知れないですね。

> 私も、多部ちゃんと真木さんが良かったと思います。

うむ。あれで、安倍晴明が別の人だったらなぁ。
Posted by buu* at 2011年12月16日 21:36