2011年12月28日

宇宙人ポール

paul


スーパー8と同時期に作成された同じ趣向(スピルバーグへのオマージュ)の作品。ただ、スーパー8とは随分と方向性が違う。こちらはパロディにつぐパロディで、とにかく楽しい映画に仕上がっている。取りあげられている映画は未知との遭遇、E.T.、メン・イン・ブラック、レイダース及びそれに続くインディアナ・ジョーンズシリーズなどなど。激突!とか、ジョーズといった古いところまで網羅されている(多分)ので、スピルバーグファンには感涙モノの作品だと思う。本人まで出演しているくらいだから、スピルバーグも納得のできのはずで、非常に楽しい。他にもエイリアンシリーズとか、観ていると観ていないとでは楽しさが全然違う映画がいくつかある。

スピルバーグが好きじゃないなら、非常に凡庸なストーリーではある。それはそれで面白おかしい作品に仕上がっているものの、多分、映画の楽しさの半分も味わうことができないだろう。そういう意味では、映画好きのための映画という感じで、正直しきいは高いと思う。

宇宙人が妙にアメリカ・ナイズされていて、凄く笑える。お前、本当に宇宙人か?みたいな。

ブラックなジョークとオタク好みの「分かる人には分かる」パロディの連発、つい最近どこかで似たようなのがあったよな、と思ったら、書籍版「総統閣下はお怒りです」(ブックマン社)だった(宣伝)。

大勢のオタクが集まった映画館で、みんなで楽しみたい映画。自信のない人は、ある程度の勉強をしてから観たほうが良いかも知れない。あるいは、今は普通に劇場で観ておいて、あとで勉強してからDVDでもう一度、というのでも良いかも知れない。どちらにしても、一度は「みんなで笑う」のを経験しておいたほうが良いと思う。

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