2012年01月16日

アゴラの「言論プラットフォーム」という看板

nandokukanji

#本稿は1月10日13:52にアゴラに投稿したものです。アゴラは5日以内に掲載されなかった場合、不採用となりますので、その期間を待って、本稿も言論統制され不掲載になったと判断しました。(以上、原稿外註釈)



(2012/01/09 12:06), IKEDA Nobuo wrote:
元木様

メンバーからあなたのアカウントを削除し、投稿も削除しました。
アゴラのメンバーは、内容を自主管理できる人に限っています。管理者の勧告に
従えない方は削除します。
投稿は、今後も自由です。



1月9日の昼に池田信夫氏から上記のメールが届き、私のアゴラのアカウントは削除された。私が投稿した「アゴラ版総統閣下はお怒りです『食べログ暗殺計画』」に何らかの問題があったようだ。

メールには「投稿は、今後も自由です」と記述されているから、今回の顛末を詳らかにし、アゴラという言論プラットフォームの持つ特性を明らかにしたい。検証は客観的に行われる必要があるため、アゴラ編集部と私の間に交わされたメールの内容を明らかにしておく。全文掲載しても構わないのだが、スペースの都合があるのでこのエントリーの主旨に沿う部分だけをまとめて提示する。なお、要望があればすべての内容を掲載することについてやぶさかではない。また、問題となった記事の掲載タイミングについても併せて記載する。


-------------------経緯ここから-------------------

アゴラ>元木宛
2011/12/18 8:54
元木さま

いつも大変お世話になっております。
先日は原稿のご投稿、どうもありがとうございました。

アゴラではメンバーにライブドアアカウントを取得していただき、
ご自身で自由にアゴラへ投稿ができるようになっています。

メンバーになれば、投稿後の原稿修正も自身で行えますし、
投稿の予約などや画像添付なども自身で可能となります。

もし差し支えなければ、元木さまをアゴラメンバーへ
招待させていただきたいのですが、よろしいでしょうか。

ご了承いただければ、こちらから招待メールをお送りします。
多少、手続きは煩雑ですが、どうかよろしくご検討ください。



元木>アゴラ宛
2011/12/18 11:08
元木です。

> もし差し支えなければ、元木さまをアゴラメンバーへ
> 招待させていただきたいのですが、よろしいでしょうか。

構いません。

> ご了承いただければ、こちらから招待メールをお送りします。

了解いたしました。よろしくお願いいたします。



アゴラ>元木宛
2011/12/18 17:43
以下概要
文字数について800字以上2000字以内、投稿頻度について1日1本までと制限の提示があった。


2012年01月07日00:27、アゴラに「アゴラ版総統閣下はお怒りです「食べログ暗殺計画」(前編)」を投稿(文字数制限、投稿回数制限があるため、原稿を2分割し、後編は10日昼に公開される設定とした)



アゴラ>元木宛
2012/01/08 23:00
元木一朗 さま

いつも刺激的な投稿どうもありがとうございます。
アゴラのサイト管理をしております石田雅彦 と申します。
突然のメールで恐縮です。

元木さまの投稿、興味深く拝読させていただいております。
ただ、今回のエントリー「アゴラ版総統閣下はお怒りです『食べログ暗殺計画』(前編)」ですが、
編集部として内容的にいささか問題があると判断いたしました。
このメールは、次回の投稿は違う形式のものにしていただけないか、というご相談です。

理由といたしましては、

総統閣下がお怒りシリーズが読者になじみがなく、
内容を一読してもどんなことを何に対して述べているのか理解しにくい。
登場人物をカリカチュア的に揶揄したと受け取られかねず名誉棄損的に冗談としても通用しない。
ご自身の著作から引き合いに出した設定で独善的な広告宣伝ではないか、との指摘がある。
ヒトラー総統を登場させることで、ナチズム礼賛と受け取られかねない。

などなどの理由でございます。

アゴラ編集部としても大変心苦しいのですが、このこと、なにとぞご理解いただきまして、
次回以降、この内容でのエントリーを避けていただけませんでしょうか。
よろしくご検討のほどお願い申し上げます。



元木>アゴラ宛
2012/01/09 0:00
元木です。

>総統閣下がお怒りシリーズが読者になじみがなく、
>内容を一読してもどんなことを何に対して述べているのか理解しにくい。

後編を読めばはっきりします(今回は2,000文字の制限に引っかかるため、前編、後編に分けざるを得ませんでした)。テーマは食べログのようなCGMサイトをどうやって利用すべきか、です。

>名誉棄損的に冗談としても通用しない。

すでに書籍化されている内容で、仮に名誉毀損となるなら私が全責任を負います。

>ご自身の著作から引き合いに出した設定で独善的な広告宣伝では
>ないか、との指摘がある。

私自身、すでに「インチキ数字」評論家としてブランディングをしており、ブログもそういうデザインになっています。

http://blog.livedoor.jp/buu2/

独善的という指摘には首をかしげざるを得ませんし、どこの馬鹿だよ、そんなことを言っているのは、という感じです。文句があるなら直接僕に連絡するように伝えて下さい。

そもそも、僕は誰かのためにボランタリーに記事を書くようなことは一切していません。すべて自分自身のブランディングが目的です。これはブログを書いているすべての人に共通することですし、僕が自身のブランディングに成功した場合、本が売れれば多少なりとも国の税収がアップします。出る杭を打ちたい僻み根性丸出しの馬鹿には面白くないかもしれませんが、あとは誰も不幸にならないと思います。

>ヒトラー総統を登場させることで、ナチズム礼賛と受け取られかねない。

登場しているのはあくまでも総統閣下です。またナチズムを礼賛などしていません。必要であれば、その旨註釈を入れます。
#書籍では入れています。

>次回以降、この内容でのエントリーを避けていただけませんでしょうか。

お断りします。今後、僕のエントリーはすべて総統閣下シリーズを踏襲する予定です。これが僕のスタイルですから。

なお、すでに予定稿として登録してある後編を以下にコピペしておきます。

(以下、後編の全文をコピペ。内容はこちらに公開済み>http://blog.livedoor.jp/buu2/archives/51315349.html



元木>アゴラ宛
2012/01/09 0:08
すでに自分のブログではこんなエントリーもあげてありますが、

http://blog.livedoor.jp/buu2/archives/51307761.html

「なぜこういうアプローチで社会との接点を作って来なかったのだ」など、非常に好意的に受け入れられています。


-------------------経緯ここまで-------------------

これらのやりとりののち、何の連絡もなく、冒頭の池田信夫氏のメールが送付されてきた。

さて、削除前に編集部から送付されてきた懸念はもちろん理解できる。しかし、私はそれらについて、すべて杞憂であるし、また必要に応じて対応する用意もあることを明示した。冒頭からのやりとりでも明らかなように、投稿内容について特段の注意事項が提示されたわけでもなく、要請された制限は「2,000文字以内」と「一日一回まで」の2点だけである。私の理解では、1月8日の編集部の要求の原因となった点はすべてクリアされており、投稿の内容には全く問題がなくなっている。にも関わらず、問答無用でアカウントと記事を削除したことは横暴以外の何ものでもないと感じる。「明文化されていない「編集部の意向」を斟酌し、記事の内容を自主的に制限すること」は、言論統制ではないのか。私のアカウントと記事が復活しないのであれば、アゴラは「言論プラットフォーム」の看板を、「言論統制プラットフォーム」と掛け替えるべきである。





この記事へのコメント
この元木さんの状態を一言で表すとしたら、なんだろう。
Posted by hito at 2012年01月16日 17:26
> この元木さんの状態を一言で表すとしたら、なんだろう。

さぁ(笑)?
Posted by buu* at 2012年01月16日 18:56
アップありがとうございます。
アゴラ編集者の主観によって投稿はいかようにもなるんですな。
Posted by どらごん at 2012年01月17日 08:38
> アップありがとうございます。
> アゴラ編集者の主観によって投稿はいかようにもなるんですな。

アゴラがそういうサイトだと明確になったことは収穫ですね(^^
Posted by buu* at 2012年01月17日 12:14
アゴラ、だせぇな(´−ω−`)
Posted by 養助 at 2012年01月17日 22:21
> アゴラ、だせぇな(´−ω−`)

一瞬ではありますが、内部を垣間見たので、それについてはディスクローズしておこうと思います。特に秘密保持契約等も締結しておりませんし。
Posted by buu* at 2012年01月18日 01:19
「言論プラットフォーム」を名乗っている組織が言論統制を行っているということ、まあ、これはマスコミの縮図なわけですが、もっと、議論されてしかるべきですよね。あの手この手で頑張ってください。応援しています。
Posted by ほげ at 2012年01月18日 22:19
> あの手この手で頑張ってください。応援しています。

ありがとうございます(^^
Posted by buu* at 2012年01月19日 21:31
池田信夫のようなケツの穴の小さい奴がノブポンを許すわけがなかろう。
Posted by TTKSN at 2012年01月20日 14:42
私は「総統閣下はお怒りです」を全く知らず、初めてアゴラで読みました。正直「アゴラも毛色の違う記事を載せるようになったんだな」と思いました。同時にマンガを途中から読み始めた時の様な小さな混乱を覚え、「度々このシリーズが載るようになったらスンナリ受け入れられるようになるのかな」と思いました。
勝手な推測では、いざ載せてみると「何か空気の違う人を呼んでしまったな。もっともらしい理由をつけてお引取り願おう」という類のものだったのではないか?
以前、アゴラの投稿の削除基準を明文化してはどうか?と書き込んだことはあるが、「必要ない」という返答でした。
「運営者が必要ないと言うなら私が言うことはないな。頑固オヤジのラーメン屋みたいなもんか」と思いました。
Posted by RYU at 2012年01月20日 18:52
> 池田信夫のようなケツの穴の小さい奴がノブポンを許すわけがなかろう。

ノブポンと池田信夫氏は全く関係ないですよ(笑)。モリタックとヒロッコについては似顔絵が似ているのは否定しませんが。
Posted by buu* at 2012年01月20日 22:49
> 勝手な推測では、いざ載せてみると「何か空気の違う人を呼んでしまったな。もっともらしい理由をつけてお引取り願おう」という類のものだったのではないか?

推測では何の役にも立ちません。

> 「運営者が必要ないと言うなら私が言うことはないな。頑固オヤジのラーメン屋みたいなもんか」と思いました。

アゴラが「池田信夫の俺様プラットフォーム」という看板であれば、僕も「そりゃぁ仕方ないな」と思います。
Posted by buu* at 2012年01月20日 22:52
>推測では何の役にも立ちません。
ごもっとも。
私は別にどちらの肩を持つつもりもありません。
これからも頑固オヤジを鬱陶しく思っても味わうに値すると思うものがあれば読みます。
同時に、貴殿の活躍も応援しておりますし、「アゴラの看板に偽りあり」と非難するならどんどん言って欲しいです。
せっかく知る機会があったんでこのブログの「総統閣下はお怒りです」を楽しみにしております。
Posted by RYU at 2012年01月20日 23:29
> >推測では何の役にも立ちません。
> ごもっとも。

池田信夫氏はことあるごとに「実名で批判してくる人間はほとんどいない」と言っていますが、僕は以前から実名で批判していますし、今回も同様です。いつになったら「実名での批判」に回答するのか、楽しみです。

総統閣下の方は引き続きよろしくお願いいたします。
Posted by buu* at 2012年01月20日 23:39
少し古い記事ですが、関心があり拝見いたしました。

自分の考え方に誤りがあればご指摘いただくこともあるかもしれませんが、ご教示いただくつもりで投稿いたしました。

たしかに、アゴラ側の対応も賛否いろいろあると思います。

しかし、そもそも採否の条件についてはアゴラ側の独断と偏見によるものであることが前提で、これは新聞の投稿などと特に変わりなく、特別に毀損があるように感じませんでした。

要は、採用側に採用するかしないかの選択権が一方的にあるのではないかと、私は考えたわけです。

また、お互いのやり取りを通じて、ここはこうして欲しいなどという要望をあとから告げることはビジネスを通じて良くあることです。
(一定のルールは前もって記載できるが、想定していない事態については都度協議することは良くあります。)

これらをふまえて、所感をお聞かせいただけたら幸いです。
Posted by 桜木 宏 at 2013年05月19日 01:15
> そもそも採否の条件についてはアゴラ側の独断と偏見によるものであることが前提

この、「条件」が一般に理解されるように、やり取りをオープンにしたのです。
Posted by buu* at 2013年05月19日 16:30