2012年02月07日

J・エドガー

edgar


イーストウッドといえば、最近は「他のやつが撮ったら絶対にヒットしない」というマイノリティをテーマにした映画を撮っている監督、というイメージ。この作品も、そんなもののひとつ。予備知識ほぼゼロで観に行ったら、え???という展開になっていって、なるほど、という感じ。

FBIの初代長官の半生を描いた映画だけど、この映画を観るまで全く知らない人だったので、色々な意味で「へぇ」という感じだったけれど、正の部分と負の部分を良い感じでおりまぜていて、人間って、洋の東西を問わず、難儀な生き物だなぁ、と感じさせられる。

主軸になっている「マイノリティ」の素材が僕にはよく理解出来ないところでもあって、頭ではわかっても、なんか根本的なところでわかりあえないので、うーーーーーーん・・・・・・・という感じ。いや、面白いには面白いんだけど、ね。

あと、あちこちの時代を行ったり来たりするけれど、自分がどこにいるのかはわかりやすい。わかりやすいけれど、ちょっと時間軸をいじりすぎている感じもする。これもイーストウッド独特の手法ではあるんだけれど。また、お決まりの「あぁ、そうだったのね」という細工もあって、そういう、知的な部分での楽しみはふんだんに盛り込まれていたと思う。

字幕も「あー、松浦さんっぽいな」と思ったところもあったけれど、ちょっとリズムが悪いところもあって、あれ?違うかな?と思っていたら、やっぱり松浦さんだった。イーストウッドと松浦美奈のコンビはほとんど外さないんだけれど、この映画はちょっと微妙なところだったと思う。

評価は☆1つ半。ネタバレ感想は追記に。



追記ネタバレ注意

あ、おほもだちって、そういうふうになるんだ、と勉強になった。ずっと昔、大学のスキー部時代、男の先輩に言い寄られた男の後輩の話(他大学ですが)を思い出した。マザコンでホモで、そのくせ人種差別主義者で、自らの正義のためには手段も選ばず、っていうエドガーさん、やっぱり、最初に好きになった女性にあっさりと振られちゃったのが、悩み多き人生への第一歩だったんですかね?

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