2012年03月10日

総統閣下はお怒りです「侵略される若者たち」(註釈はのちほど)

モリタック:日本の出生率が低すぎて、このままだと日本人は絶滅するそうです。

ヒロッコ:そりゃぁ、全部の国民が結婚して、みんなが2人以上の子供を産まないなら、人口は減る一方ですからね。そのままの傾向が続くなら、いつかは絶滅するわよね。

モリタック:それで良いんですか???

ヒロッコ:良いんですか、と言われてもねぇ。それに、いつまでもずっとこの傾向が続くとも限らないし。

モリタック:それにしても、なぜ日本人は減り続けているのでしょうか?

ヒロッコ:子供を生むと大変だからじゃない?

モリタック:みんな子供が嫌いなんですか?

ヒロッコ:いや、みんながみんな子供嫌いってことはないと思うわよ。

モリタック:育てるのが大変だから、生まないのかな?

ヒロッコ:それはあるわよね。日本社会は全く先が見えない状態だから。子供は短くても20年は面倒を見る必要があるから、子供を持つというのは簡単な決断ではないわよね。

モリタック:やはり、公務員のように安定した家庭のほうが子供は多いんですかねぇ?

ヒロッコ:国勢調査とか調べれば分かるかも知れないわねぇ。

モリタック:調べてくれないんですか?

ヒロッコ:あなたのためにはね(笑)

モリタック:世の中、そんなものですよね。でも、できちゃった結婚した人たちを見ていると、みんななんとかやってますよね?

ヒロッコ:そうねぇ。なんとかならないと大問題だしね。

モリタック:そりゃぁそうなんですが・・・

ヒロッコ:一体、どうしたの?こんな話、あなたらしくないわよ。

モリタック:いや、だって、このままじゃ日本はおしまいだって言う人がいたから。

ヒロッコ:じゃぁ、あとで閣下に見解を聞いてみたら?

モリタック:あれ?今日は総統閣下は不在なんですか?

ヒロッコ:合コンらしいわよ。もうすぐ帰ってくるんじゃない?

閣下:ただいま。

ヒロッコ:ほら。サザエさんのお父さんみたいね。噂をするとなんとやら。

モリタック:ご都合主義ですね。・・・閣下、今日の合コンはいかがでしたか?

閣下:残念ながら収穫なしだな。

モリタック:時間の無駄でしたね。

閣下:楽しかったから良いけどな。

モリタック:今日はどんな相手だったんですか?

閣下:損保の営業担当の女性たちだったよ。

モリタック:いくつぐらいの方ですか?

閣下:30代半ばだったなぁ。

モリタック:可愛くなかったんですか?

閣下:いや、全然。むしろ、なんでこんな可愛い子がこの年齢まで独身だったの?という感じだったよ。

モリタック:なんでなんですかね??

閣下:俺の経験から言うとアラフォー女子独身のパターンはいくつかあるんだが、ありがちなのは「10年付き合っていた彼氏と最近別れた」というのだな。これは本当に頻出ケースだ。

モリタック:ほほう・・・興味深いですね。

閣下:それで、30も半ばぐらいまで働いていると、彼女たちもそこそこに社会的に評価されていて、自分一人なら独立して食っていけるぐらいには稼げるんだよ。

モリタック:海外旅行やら何やら、私よりもよっぽど遊んでいる感じです。

閣下:日本社会の多くは年功序列で終身雇用だ。結婚しないなら、ずっと働いていれば良い。最近は男女の差別も大分なくなってきたから、女性が一人で暮らし続けることも以前ほど大変ではなくなったよな。

モリタック:女性がみんなお局さん化したら、会社としては迷惑なんじゃないですか??

閣下:そんなことはないだろう。ちゃんと働いてくれるなら、会社としては文句がないはずだ。

モリタック:じゃぁ、もう、女性は結婚する必要はない、と。

閣下:普通に働いて、普通に遊んで、それで人生終了、っていうのが嫌じゃないなら、女性がそういう一生を送るのに全く問題ない世の中になってしまった。

モリタック:それでは子供は生まれませんね。

閣下:そうだな。少なくとも、今アラフォーの女性の少なくない人たちがそんな感じじゃないか?

モリタック:でも、そんな女性たちがなぜ合コンに来たりするんですか?

閣下:一人でいいわ、私、これで一生遊んで暮らすの、という女性もいるけれど、やっぱり結婚したい、子供生みたい、という女性もいるからな。

ヒロッコ:むしろ、そちらの方が多いんじゃないでしょうか。

閣下:本人的にはそれで良くても、頭が古い親とかが文句を言ったりするからな。だから、話がややこしくなってくるんだ。

モリタック:どうややこしくなるんですか?

閣下:40近くなって「結婚したい」って言ってもなぁ。女性の価値は、男性の価値に比較して経年劣化が早いんだよ。

モリタック:そんなこと言ったら、フェミニスト達が文句を言ってきて作戦室は大混乱ですよ!!急いで発言を取り消さないと。

閣下:そうか?例えば子供を作る能力に限定すれば、女性はどんなに頑張っても45歳だろ。一方で、男性は60歳でも大きな問題がない。こればっかりはどうしようもない話だ。

ヒロッコ:そうですね。

閣下:加えて、男は若いオネーチャンと美人が大好きだ。

ヒロッコ:若いオネーチャンが良いっていうのはオジサンの証拠ですよ。

閣下:それはそうかも知れないけれど、一般論として、男は若くて可愛い子が好きなんだよ。だって、グラビアとか、AKBとか見ていても、頑張ってもせいぜい30歳ぐらいまでだろう??

モリタック:ほんとだっ!!!

ヒロッコ:誰も口に出さないだけで、みんな知っている話だから、「!」を3つもつけなくても良いわよ。

モリタック:ちょっと何を言っているのかわかんないです。

ヒロッコ:なんで何言ってるかわかんないのよ。

閣下:とにかく、だ。女性の、「女性」としての魅力というのは30歳ぐらいから激減していくんだよ。

ヒロッコ:また、元も子もないことを(笑)。

閣下:だから、25から付き合い始めた女性なら、5年も経ったら「あんた、ちゃんと責任取ってよね」って言い出さないと、トンデモないことになりかねない。

ヒロッコ:それはそうですね・・・。

閣下:35ぐらいがぎりぎりのラインだろうなぁ。そこから先は、相当頑張らないと売り先は見つからないと思うぞ。40過ぎたら絶望的だ。

ヒロッコ:なんか、ちょっと日本の少子高齢化の原因が見えてきた感じですね。

閣下:少子高齢化なんて難しい話を考えていたのか?

ヒロッコ:閣下が合コンに行っている間にモリタックと話していたんです。

閣下:4、5年付き合ったら、さっさと結婚しろ、ということだな。

ヒロッコ:女性に結婚願望があるなら特に、ですね。

閣下:そう。タイミングとしてはもっと早くても良い。2年も付きあえば、大体わかるだろ、相手のことなんか。

ヒロッコ:わかりますねぇ。

閣下:結婚はゴールじゃないんだ。それから先、下手したら5〜60年も一緒に暮らすんだから、むしろスタートラインだろ。気立てが良くて、健康な相手なら、あとはのんびり関係を作っていけば良いだけの話だ。

ヒロッコ:おっしゃるとおりで。

閣下:2年も付き合ったら、さっさと結婚して、子供を作って、家族ゲームを楽しめば良いんだよ。なんて人間らしい一生だろう。

ヒロッコ:ほんと、ほんと。

閣下:それに、相手のことが嫌になったらさっさと離婚すれば良いだけのこと。とにかくやり直しがきくうちに色々動かないとダメだな。こと結婚に関しては、女性に対するセーフティネットはすごく貧弱なんだから。

ヒロッコ:さっさと動け、と、そういうことですね。それで、結婚して、さっさと子供を産め、と。

閣下:産んだら産んだで、また問題はあるけれどな。

ヒロッコ:どんな問題ですか?

閣下:誰が育てるか、どうやって育てるか、という問題だ。「女性は専業主婦として子育てをしていれば良い」という時代じゃないし、そういう時代に戻れるわけでもない。

モリタック:そんな、「女性は結婚して家庭に入っていれば良いんだ」とか言い出したら、我が帝国でも大問題になりますよ。

閣下:そりゃそうだ。

ヒロッコ:結局のところ、社会全体が、少子高齢化に向かって突き進んでいるわけですね。

閣下:ただ、少子高齢化には他にもいろんな要素が入ってくるはずだ。大体、それは日本だけじゃなくて、先進国のほとんどに見られる現象だろう?

ヒロッコ:単行本化される場合にはデータを集めてきます。

閣下:日本について言うなら、社会がすべからく、制度が若者向けになっていないんだ。

ヒロッコ:昨日のテレビでもおっしゃってましたね。

閣下:昨日は就職活動と年金について語ったけれど、制度だけじゃなくて、マインドもそうだな。「高齢者を大事にしなくては」と言われると、みんな言葉につまるんだよ。誰だって高齢者は大事にしたいからな。でも、二者択一なんだ。今会社にいる人間と、まだ会社に入っていない人間と、どちらを大事にするか。

モリタック:難しい選択ですね。

閣下:「大事にする」というから難しくなるのかも知れないな。言葉を変えるなら、どちらに機会を与えるか、と考えても良い。今の社会は、年長者の「雇用継続の機会」と、若年者の「就職の機会」を天秤にかけて、前者を優先している。おかげで、生まれた年によって、就職しやすかったりしにくかったりするという不公平が生まれている。これはオカシイ。

モリタック:では、どうしたら良いんでしょうか。

閣下:会社や公務員については、入社・入所の機会は均等に、入社後は競争して、役に立たない奴はクビ、いつまでも腰掛けないように早期退職の勧奨、給与は基本的に能力給で、年功給制度の廃止、同一労働同一賃金に、で良いんじゃないのか?

モリタック:そうしたら、子供は増えますか?

閣下:効果は期待できるだろうな。俺の大学時代の友達たちはほとんど結婚しているし、その多くが子持ちだ。ずっと結婚していない奴はほとんどいない。ちゃんと就職できれば、子供もできる。

モリタック:でも、雇用の継続を保証しなかったら、クビになるのが怖くて結婚できない人が出てきませんか?

閣下:しかし、クビになるのは本人の努力が足りないからだろ?努力が足りないなら諦めもつくんじゃないか?問題なのは、本人の努力とは無関係な、生まれた年や卒業の年次によって、就職できたりできなかったりする不公平が蔓延していることなんだよ。

モリタック:なるほど、生まれた年によって権利を得てしまっている人たちが既得権にしがみついているのが悪いんですね。

閣下:ただ、民間企業の方針に口を出すことはできないから、まずは公務員の制度改革だろうな。もちろん、これは問題の一つに過ぎないから、これを解決するだけじゃダメだ。

モリタック:他には何がありますか?

閣下:例えば年金制度だ。これも、全く若者に配慮していない。強制的にお金を巻きあげて、既得権者にばらまいているだけだからな。

モリタック:もうちょっと詳しくお願いできますか?

閣下:年金問題は長くなるので、また別の機会にしよう。問題は、就職にしても、年功序列にしても、年金制度にしても、すべからく日本の社会は高度成長期時代のものをそのまま踏襲していて、全く見直しがかかっていないってことだ。

モリタック:なぜ見直しがかからないのですか?

閣下:みんな、「俺達が生きている間は大丈夫だろう」って思っているんじゃないのか?

モリタック:大丈夫なんでしょうか?

閣下:俺の知り合いの年金の専門家は、「みんなが思っているほど破綻は早くない」って言ってたな。

ヒロッコ:「早くない」って具体的には、何年後ぐらいと思われているのですか?20年後ぐらいですか?

閣下:そいつの説では、5年後だったな。

モリタック:十分早いですよっ!!!

閣下:つまり、事態は、国民が思っているよりもずっと切迫しているってことだろ。

モリタック:どうしたら良いんでしょうか?

閣下:とりあえず、政治家の皆さんに頑張っていただくしかないんじゃないのか?

ヒロッコ:でも、自民党も、民主党と大して変わらないんじゃないでしょうか?

閣下:何しろ、国民の大多数が「既得権者」だからな。これじゃぁ、若者はいつまで経っても幸せになれない。子供も増えない。お先は真っ暗、ということだな。

ヒロッコ:「このままでは日本人は絶滅する」という記事は、あながち間違いではないんですね。

閣下:今のままでは、生物学的な絶滅よりもずっと早く、その時期が来てしまいそうだな。

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