2012年04月15日

市民的成熟度が低く、都合が良い大人になることができない僕(笑)

僕は新聞を取るのをやめて数年経つので、ネットに転載されない記事は読めないんだけれど、原田さんが書いてくれていたので。

















なんか、さっと読むと御用学者や社畜を作るためのマニュアルのようである。僕は市民的成熟度が低く、成熟した働き手でもなかったので、院卒で入社した株式会社三菱総合研究所では、その就業環境の悪さについて、ラインや組合をすっ飛ばして(もちろん最初は上長や人事部に言ったけれど、効果がなかった)経営者に直談判し、最終的に理研に出向に出してもらった。理研の要望で当初の期間が延長されたのだが、約3年の出向期間を経ても、僕が戻ったところで三菱総研における僕の就業環境はさっぱり改善されそうになく、仕方なく(?)経済産業省に任期付で転職した。

当時、僕が三菱総研の経営者に訴えたのは、会社が自分の専門性を全く利用していないこと、このままでは僕は自分の専門性を切り売りするだけで何も補強されないこと、かといって、その場しのぎで担当している道路公団や水産業、JRの仕事をやっていても、それが自分の専門性にはならないこと、そして、その延長線上には、何の専門性もない便利屋としての自分しか出来上がらないということである。何しろ、バイオテクノロジーで大学院を出た人間に、高速道路の割引制度(とはいえ、今となっては僕が作った土台の上に凄く立派な高速割引が作られたわけだが)の研究や自治体の水産業振興プラン策定、空港の付属設備検討などをやらせていたのである。

三菱総研を飛び出したことが正解だったのか、そうじゃないのかはわからないけれど、不安定な生活で苦労していようとも、特に後悔はしていない。そして、もう一度人生をやり直すにしても、"なった以上はそこでベストを尽くす"「だけ」の人生は送らないと思うし、それを若い人に勧めるようなこともないだろう。

もちろん、誰でも僕みたいな生き方ができるわけではないし、会社に飼い慣らされて、おとなしく給料をもらい続けるだけの人生のほうが向いている人も少なくないと思う。でも、若い人は、こんな生き方を勧められるくらいなら、「スティーブ・ジョブズ」でも読んだ方がずっとマシなような気がする。





この記事へのトラックバックURL