2012年05月21日

13年式G型トラクター売りたし

G:環境省のトップが俺に何の用だ?

環境大臣:君にしか頼めないのだ。何としても受けてもらいたい。

G:話を聞こう。

環境大臣:実は、3組の夫婦を敵から守ってもらいたい。金は予算の範囲でいくらでも出す。

G:・・・

環境大臣:その夫婦は常に敵から狙われている。正確には、敵のターゲットは彼らの子供たちだ。

G:その子供たちは、何か狙われる理由があるのだろう?それを説明してもらおうか。

環境大臣:その家族は、非常に特殊な状況に置かれている。狙われる理由はそれぞれだ。

G:それでは全然説明になっていないが・・・子供に何かあるというのか?

環境大臣:敵にとって特別な価値があるわけではない。ただ、我々にとっては非常に大切な子供たちなのだ。二組の夫婦には子供が3人、残りの一組には1人の子供がいる。

G:子供を守るだけなら、俺以外にも依頼できる相手がいるのではないか?それ以前に、自衛隊や警察で十分だろう?

環境大臣:いや、君にしか頼めないのだ。その家族は、特殊なカメラで常に監視されている。しかも、その映像はネットで日本中に中継されている。その監視の目をかいくぐって欲しい。

G:守るのは天皇家か?

環境大臣:いや、それなら管轄は宮内庁だ。今回は全く違う家族だ。しかも、監視はされているにも関わらず、その家族がどこにいるのか、詳細は国民の知るところではない。ごくわずかの関係者だけが知っているのだ。自衛隊や警察を動員すれば、その場所が知れわたってしまう。

G:何か、複雑な事情がありそうだな?

環境大臣:そうだ。これは国民にも知られてはならないミッションなのだ。

G:・・・

環境大臣:それともうひとつ、敵は主に空から攻撃してくる。しかも、彼らは我が国のレーダーには引っかからない。

G:最新型のステルス機体を使っているということか。目視で敵を発見しなくてはならないということだな?

環境大臣:そうだ。その上で、攻撃してくる敵を全て処理して欲しい。何としても、その家族を守る必要があるのだ。

G:処理の方法は俺に任されているのか?

環境大臣:任せる。敵の生死は問わない。ただし、条件がひとつある。

G:なんだ?

環境大臣:大きな音を立てないで欲しい。その家族には、ちょっとしたストレスも与えることが許されない。

G:注文はそれだけか?

環境大臣:そうだ。頼む。君しかいないのだ。

G:やってみよう。

環境大臣:おおっ、やってくれるか!

G:それで、3組の夫婦は今どこにいるんだ?

環境大臣:詳細はこれを読んでくれ。

NHK WEB NEWS

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