2012年06月04日

ワールドカップアジア最終予選 日本対オマーン @サイスタ

サイスタでのオマーン戦、観てきた。

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キックオフから2分で、「あ、今日は楽勝だな」という感じだったのだけれど、それは勝負事。何が起こるかわからないので、△のシュートが決まるまではちょっとドキドキしながらの観戦だった。しかし、それにしても本田さんはさすがだ。栗原の背番号を強奪し、一部のマリノスサポの顰蹙を買ったようだが、栗原は所詮ベンチだし、倉木麻衣に呼び捨てにされるぐらいだから仕方がない。

先取点を取ってからはちょっとパスの精度が落ちた感があったけれど、ピンチらしいピンチもなく、追加点は時間の問題だな、と思っていた。後半の早い時間帯に追加点がぽろ、ぽろっと取れてしまい、スタンドはすっかり楽勝ムード。香川のかっこいいところが観たいなーなどと思っているうちに非常に短いアディショナルタイムも終了し、あっという間のホイッスル。

初戦で確実に勝ち点3を取れたのだから、これ以上を望むのは贅沢というものかも知れない。

スタンドで観ていて思ったのは、攻撃の多くが長友、△、カガーの3点から展開されていて、起点がたくさんあって、これはオマーンもちょっと大変だな、ということと、長友、カガーが左サイドに固定されていて、どうしても左>右に比重がかかってしまい、加えてそこにパスをもらいに△が向かっていくので、ほとんど完璧に左サイドだけでサッカーをするようになっているな、ということ。ウッチーサイドで攻撃の厚みを感じることがほとんどなくて、オマーンなら良いけれど、オーストラリア相手だと大丈夫かなぁ、とちょっと心配になった。

遠藤のボールさばきはさすがといえばさすがだし、長友が前に行ったときはセンターバックのポジションを埋めてバランスを取っているあたりも地味に貢献していたけれど、攻撃部分では今一歩に感じた。ここ数年、日本代表はヤットのチームだったけれど、そろそろ長谷部のパートナーを探し始める時期だろう。

ウッチーはどうなのかなぁ。セルフジャッジして足を止めてしまうのは最悪。プレーの内容でも、僕は酒井の方が良いと感じた。酒井の出場時間は短かったけれど。

あと、カガーは左サイドにべったりとはリついていたけれど、右サイドで使ったら面白いのになぁ、と思った。カガーにはペナルティエリアでディフェンダーの裏に抜け出す動きを期待したいのだけれど、ザックの指示は違うみたい。チャンスメーカーとしてきちんと機能していたと思うけれど、カガーの魅力って、それじゃないよね(^^;?

前田は良かったと思う。さすがは和製得点王。なぜこれまでも実績充分なのに代表で冷や飯を食ってきたのだろう。

まとめると、岡崎、カガー、長谷部、前田が活躍。長友、△が大活躍、一方でヤット、ウッチーはイマイチ。吉田や今野といった中央の守備的メンバーはあまり活躍の場面がなかったけれど、普通に頑張っていたと思う。

とりあえずは良いスタートが切れて何より。

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