2012年07月09日

“「エネルギー・環境に関する選択肢」に対する御意見の募集(パブコメ)”、送っておいた

以下、送った全文。

3.11以降、原発に関する安全神話はつくり話だということが判明した。こうなってみると、原発に関しては、テロの標的になる、大陸間弾道ミサイルの標的になるといった人為的なものから、地震、津波、隕石などの天災まで、あらゆるリスクを考える必要性がある。実際、原発が爆発してしまったらその被害は甚大で、もともと小さな島国である日本は壊滅しかねない。日本は、中期的なスパンで考えて完全なる脱原発を図る必要があると思う。

原発は一見コスト安に見えて、実際は負担を先送りしているだけということもわかった。これは破綻しつつある年金制度と同じ構図だ。リスクや負担を後進に押し付け、自分たちが良ければそれで良い、という考え方(=過ち)を繰り返すべきではない。

節電に関しては、まだまだできることはあるはずだ。昭和50年代、教室には冷房などなかった。90年代から検討だけはされているサマータイム制度の導入も節電効果が期待できるかも知れない。夜間に余剰電力があるなら、会社を夜間操業にする手もある。少子化で今後の日本の人口は減少するはずなのだから、必要な電力量も減少するだろう。今まで通りの産業活動が維持できるかどうか、二酸化炭素排出量を大幅に減少させられるかどうか、電気代を維持できるかどうか、といった「選択可能な検討テーマ」よりも、まずは「これ以上、問題を先送りしない」ということを優先すべきである。その上で「ゼロシナリオ」を大前提としつつ、どうしたら国民の生活を豊かにしていけるのかを考えるべきだ。

3つのシナリオから選択できる状況なのだから、当然、選ぶべきは「ゼロシナリオ」である。


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