2012年12月25日

レ・ミゼラブル

lesmise


ミュージカルの舞台をそのまま映画化したわけだけど、映画の良さである場面変化や視点変化、役者の細かい表情による表現などはうまく活かされていた。また、実際にこのキャストで舞台化されていれば、生の舞台を日本で観ることは不可能だったと思うのだけれど、それが日本で観ることができるというのはありがたい。

ただ、演劇ファンとしては、やはりこの映画は生の舞台で観たかった。

ストーリーは原作に忠実なのかも知れないが、ジャベールの結末はどうにも解せない。小さな少年の顛末にも納得がいかない。名前を捨てたジャン・バルジャンがわずか10年足らずで市長になったのも良くわからないし、ヒロインが一目惚れされてしまうあたりも陳腐である。

役者たちの演技は見事だったと思うし、歌唱力も見せ場の一つだったとは思うのだが、どうせやるならミュージカル映画ではなく、普通の映画に仕上げれば良かったのに、と思う。

そして、一番おかしいのは、フランスを舞台にした映画なのに、全ての言葉が英語であること。フランス語でやれよ、と思う。

評価は☆1つ半。

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