2013年01月12日

メイロマさん( @May_Roma)の「ノマドと社畜」を読んで、内容以外でわかったこと

書評ではないので、別エントリー。Kindleについて、下記のようなことがわかった。

●(それほど)著名人じゃなくても本が出せて、売れる

●分量が少なくても良い

●図表がなくても良い

だけど、一番大きいのはこれだ。

●既存出版社との協力が可能

メイロマさんの本を出したのは朝日出版社。既存出版社は取り次ぎとの関係などあって、なかなか電子出版に足を踏み入れにくいところがあるんじゃないかと思ったのだが。出版社と著者の関係がうまく構築できるなら、電子出版>一般書籍という流れも作れると思う。これまでは書籍化にあたって「編集者の目利き能力」が要求されたけれど、これからは市場による目利きが可能になるかも知れない。

出版業界は日本でも最も古い体質の業界の一つで、お先真っ暗だなぁ、などと思っていたのだけれど、意外と早く、新しいバランスを構築できるのかも知れない。これからの出版社の編集さんは、電子書籍をどんどん読んで、新しい才能を見つけるようになるのかも知れない。


さて、僕は引き続き、次の本を書く作業である。蓄積したコンテンツは山ほどある。手法も手に入れた。あとは、本にするだけである。20日ぐらいまでに次の本を出せたら良いのだけれど。


#ところで、朝日出版社はブックマン社の親会社で、ブックマン社は僕の「総統閣下はお怒りです」を出版してくれた会社である。だけど、今回メイロマさんの本を取り上げたのは全くの偶然で、ステマじゃないからね(笑)。

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