2013年01月20日

テッド

ted


「宇宙人ポール」もそうなんだけれど、米国人向けのパロディ満載映画なので、日本人が心の底から全てを楽しむのは難しい。「赤信号 みんなで渡れば 怖くない」みたいな漫才ネタが日本の古くからの文化や生活習慣に根ざしていて、そのおかしさが恐らく外人には理解できないのと同じである。また、「エイリアン」やら、「レイダース」やら、「フラッシュゴードン」やら、ちょっと古めの映画のパロディが満載なので、映画ファンじゃないと元ネタがわからないところもあると思う。指を広げて手をついて、ナイフでカッ、カッ、カッ・・・という奴などは元ネタを知らなくても笑えるけれど、元ネタを知っていればもっと楽しめる。

しかし、この手の、「あのシーンはこれ」「このシーンはこれ」と、元ネタばらしを始めても、ライトな映画ファンはふーーんと思うだけで、むしろ「また自慢が始まった」と苦笑してしまうに違いない。この映画は、確かに色々なネタを盛り込んであって、それを知っていたほうが楽しいけれど、知らなくても十分に楽しい。「これはね・・・」と始めるのは、TSUTAYAでレンタルしてきたときで十分だと思う。そうやって楽しめるように、字幕は色々と配慮がなされていた。この字幕に関しては、ちょっと映画や米国のサブカルに詳しい人がみたら、「また映画秘宝系の奴らが余計な字幕をつけやがって。なんで星一徹とか、ガチャピンとか、くまモンとか、余計な意訳をするんだ」と言い出すかも知れない。でも、そんな人ばかりじゃないし、米国に詳しい人は最初から字幕なんか見ずに、英語で楽しめば良いのである。

ストーリーに凄いひねりはないし、張られた伏線もわかりやすい。マニアックなネタ以上にわかりやすいネタもたくさん配置されていて、十分に笑える。映画館で観ていたら、多くの人が「ここは笑う場面かな?」と考えているように感じられちゃったけれど、面白かったら笑えば良いと思うよ。

クマは、実際の生態とは無関係に、洋の東西を問わずとても可愛い存在と認識されていることがわかった。

ところで、CGの進歩は凄いね。TEDのCGは全く違和感がなかった。「え?このシーンもCGだったの?」って驚くような始末。

参考資料:Ted: the bear facts
http://www.fxguide.com/featured/ted-the-bear-facts/



以下余談。今回、新座のシネプレックスはほぼ満席だった。スター・ウォーズでも、エヴァでも満員にならなかったのに。一体何が起きているのだ?

評価は☆2つ半。

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