2013年02月23日

LOOPER/ルーパー

looper


わかりにくく表現すれば、最初はバック・トゥ・ザ・フューチャーだったのに、途中でアナキンが出てきて、終わってみたらスター・ウォーズでした、という感じの映画である。

タイムトラベルものなので、例によって山ほどの矛盾がある。例えば、主人公の手を切り落としたとする。未来の主人公の手はもちろん消えてしまうことになるが、では、影響はそれだけかといえば全くそんなことはないはずで、切り落とされた主人公の手によってなされたはずのたくさんのことが、なされなくなり、影響は物凄く大きくなるはずだ。ところがなぜか、そんなことにはならず、ただ未来の主人公の手が消えるだけだったりする。このあたりでもう設定が破綻している。

おかしいのはそれだけではない。なぜわざわざそいつをそこに送り込むんだ?みたいな、無茶苦茶で到底理解不能なストーリーが展開されていく。もしかしたら何か事情があるのかも知れないのだが、そのあたりは全くと言って良いほど説明されない。「なんだ、これ??」と、目が点になっていく。

いや、でも、思い出してみれば、バック・トゥ・ザ・フューチャーだってこのくらいの粗さはあった。でも気にならなかった。なぜかって、バック・トゥ・ザ・フューチャーには、圧倒的な面白さがあったからだ。この映画はツッコミどころが気になって仕方がない。

B級作品と割り切れば「こんなもんだろ」と思うけれど、一番残念だったのは今から60年経って、色々なことが可能になっているはずなのに、ハゲはハゲのままだったことである。

評価は☆1つ。

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