2013年02月28日

アウトロー

jack


僕は常々、トム・クルーズはミッション・インポッシブルだけやっていれば良いんだよ、と思っている。そのトムの最新作である。

「世界で最も危険な流れ者(アウトロー)」というラベルの新ヒーローとの事だったので「きっとダメなヒーローだろうな」と思いながら観に行ったのだが、映画が始まってしばらくしても、普通である。特に危険なアウトローという感じもなく、イーサン・ハントとそれほど違いがない。記憶力は特に凄いし、喧嘩も強いけれど、これならデューク東郷の方が上だろう。

ところどころに配置された謎は比較的簡単に明かされていく。犯人とか、黒幕とか、顔出しだし。おかげでミステリーというよりはアクション映画。それでも残されていた数少ない謎が「いまにわかる」ってことだったので、いつわかるのよ?と思っていたら、本当にラストのラストで、主人公の「危険っぷり」が明らかになって、まさかの終了。おいおい、それがありなら、もう何でもありだろ、みたいな。そういう意味で、ちゃぶ台をひっくり返すような感じはあるけれど、だからアウトローなの?何か変じゃない?って思って調べたら、原題はアウトローなんかじゃくて、"Jack Reacher"だった。誰がアウトローとかいう珍妙な邦題を考えたのか、小一時間問い詰めたい。

ということで、タイトルや予告編との齟齬は気になるものの、映画として「普通のレベル」の質をずっと維持していたと思うのだけれど、ラストで☆1つ、ランクダウンした(笑)。そりゃぁないだろ、みたいな。やっぱりトムはミッション・インポッシブルだけやっていれば良いとの思いを強くした。

評価は☆半分。

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