ひつまぶしといえば「ひつまぶし」という単語を商標登録もしているあつた蓬莱軒が定番で、デパートにも支店を出していることから、黙っていると蓬来軒で食べることになる。他にも、いば昇、白河と、有名ドコロは数軒あるのだが、僕が行くのは決まって木屋である。ちょっと不便なところにあるので、仕事のパートナーなどがいると行きにくい店なのだが、個人旅行で行くときは100%、ここで食べる。


混雑する時間をちょっと外して13時過ぎに到着したら、店の前は香ばしい煙で真っ白だった。店に入ると、ほぼ満席。しかし、運良く1つだけテーブルがあいていた。着席すると、注文はもちろん上おひつまぶしである。普通のおひつまぶしよりも鰻が一切れ増えて、吸い物も肝吸いにバージョンアップする。わざわざ新幹線で来ているのだから、ここでケチっても仕方がない。

注文してから約30分で到着。


普通はここで3等分するのだけれど、僕は4等分する。
まずはそのままで一杯。

関東風の鰻に慣れているとちょっと香ばしすぎ、硬すぎに感じないでもないのだけれど、このあとの食べ方にはこの店の調理が非常にフィットしている。
素のままに続いての一杯では薬味を投入するのだが、僕の場合、ワサビはちょっと風味が強いので、ネギとノリだけをトッピングして一杯。

続いて、今度はワサビも加えて一杯。

そして、最後にダシでお茶漬けにしてシメの一杯。

やはり、ひつまぶしはここに限る。鰻の漁獲高が激減していていつまで食べることができるのか不透明ではあるのだが・・・
店名 鰻木屋 (うなぎきや)
TEL 052-951-8781
住所 愛知県名古屋市東区東外堀町11
営業時間 11:00〜13:30 17:30〜18:30(夜は要予約)
定休日 日曜・祝日