2013年09月07日

キャプテン・ハーロック

ヤマトがCGアニメされてなかなかのものだったので、ハーロックも結構期待していて、公開初日に観に行ってきた。同じように考えたのか、40代ぐらいのおじさんがいつになく多い。

さて、映画だが、まずCGアニメのできは素晴らしいと思う。PIXARにすっかり水を開けられていたこの分野だけど、本作はPIXARに見劣りしないできだったと思う。

しかし、残念なのは内容の方である。ヤマトが結構戦闘シーンで楽しめたのに対して、本作の戦闘シーンは全く面白くない。退屈で退屈で、眠くなってくる。戦闘シーンでこんな状態だから、ドラマシーンはもっと退屈だ。CGが凄いなぁ、と無理矢理にでも感心していないと、すぐに意識を失いそうになる。退屈というか、つまらないのだ。小難しい詩の朗読がずーーーっと続いていて、その内容が「俺ってカッコイイだろ?」という感じなのだ。いやぁ、これは辛い。辛すぎる。CGのキャラたちがみんなナルシストなのだ。こんな内容で面白いと感じる人がいるのだろうか?

しかも、である。ハーロックが結構情けない奴だったりするのだ。ひきこもり系というか、根暗というか。うわーーー、カッコイイ〜という感じじゃない。CGは凄いけど。

主要キャラに声優ではなく俳優を起用したのもこの映画の特徴だが、そのメリット、デメリットは特に感じなかった。CGが凄いと、声の演技はあまり気にならなくなるのかも知れない。

それよりも気になったのは、唐突に挿入された意味のないシャワーシーンと、シャワーを浴びながらバク宙する女だったりするのだけれど、あれはなんだったんだろう。全く意味不明である。最新のCGだとこんな表現もできますよ、というアピールが狙いだろうか。

ともあれ、CGの技術が素晴らしいことがわかったのは収穫だった。あとは脚本や演出である。多分この映画は大ゴケする(製作費24億円らしいから、興行収入75億円ぐらいが評価の分水嶺)ので、その反省を次に活かして欲しい。

評価は☆ゼロのところ、素晴らしいCGにおまけして☆1つ。

「この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞」の有力候補である。

この記事へのトラックバックURL