2013年12月28日

ローストビーフ

サミットが仕入れで見込み違いをやらかしたのだろう、クリスマスが終了した直後の肉売り場で、ローストビーフ用の肉が大量に叩き売りされていた。

先日入手した土鍋料理の本に土鍋を使ったローストビーフの作り方が載っていたことを思い出したので、折角だから廃棄される寸前の牛肉を買って、自分で作ってみた。




といっても、作り方は異常に簡単。塩と胡椒を肉にすりこんで下味をつけて、ちょっと多めの油をひいたフライパンで全面に焼き色をつける。そのあとアルミホイルで包んで、ジップロックに入れる。このとき、なるべく空気が入らないようにする。土鍋にお湯を沸かし、沸騰したら半量ぐらいの水を入れてお湯の温度を65〜70度ぐらいまで下げて、ジップロック入りの肉をここに入れ、15分、上下を入れ替えてさらに15分、じっくり加熱してできあがり。

#なお、ジップロックは低温には非常に強いけれど、湯煎には使うなと書いてあるので、ジップロックの利用は自己責任で。




なんだ、これ。半額肉を使って作ったお手軽料理とは思えないほどうまいじゃないか。もう、店でローストビーフを買うことは一生ないだろう。こんなものは、良い肉を手に入れたらそれで終了という料理である。外で食べるのは馬鹿らしい。

以下、個人的メモ。

1.タコ糸で巻いたりすると良いみたいだが、切れ味抜群のまちかんの包丁を使えば、別に必要ない
2.ソースに凝るという手もあるけれど、ワサビ醤油や西洋わさびで十分美味しい
3.フライパンで焼く時にセロリやネギ、あるいはクミンあたりを使うとまた違った美味しさになりそう

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