2014年02月27日

キック・アス/ジャスティス・フォーエバー

kickass2


快作「キック・アス」の続編。

可愛かったクロエ嬢は大きくなっているし、心強かったパパはもういない。この状態で、果たして柳の下にもう一匹ドジョウはいるのだろうか??

映画は前作の二年後を舞台にしていたけれど、ヒット・ガールはもう普通の高校生に成長していて、もはや何の意外性もない。この作品の前に「モールス」「ヒューゴの不思議な発明」「ダーク・シャドウ」といくつもの話題作に出演してきたクロエ嬢はその時点でもうすでに”ガール”ではなくなっていた。やはり、可愛い女の子の口から、全く不釣り合いな言葉がポンポン飛び出てくるところがこの作品の肝だったわけで、それが成長してしまえば、スケバン刑事みたいなものである。これでは、作品の魅力は激減だ。

クロエちゃんの可愛かったアヒルくちびるも、成長してしまうとむしろ弱点である。これと同じ経験を日本人は「北の国から」の蛍ちゃんやれいちゃんで経験しているのだが、少女の時の輝きというのはなんとも儚いものだし、だからこそ、前作は喝采のもとに迎えられたのだと思う。

ラーメンで言えば、麺が伸びてしまったようなもので、こればっかりは取り返しがつかない。麺を取り除いてはラーメンとして成立しなくなるし、方法としては新しい麺を投入するしかなかったのだが、ストーリーを考えるとそれにも無理がある。

結局、続編に着手するまでに2年間を要したという時点で、失敗は決まっていたのだと思う。それでもなお、やってしまうあたりは洋の東西を問わないのかも知れない。さらにもう一作やりますよ、という感じの終わり方だったけれど、米国ではこの映画はヒットしたんだろうか?このまま、シリーズ終了となっても特に不思議には思わないできだった。

評価は☆半分。

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