2014年03月08日

第37回日本アカデミー賞

出来レースと評判の日本アカデミー賞なのでそれほど注目していなかったのだが、そこそこに納得のラインナップだった。でも、タナダユキとか二階堂ふみとかは、名前すらあがってないんだよね。それで、東京家族とか、山ほどノミネートされている(笑)。コメントは公開直後の評価から引用。

作品賞 舟を編む
辞書作りの実際というのはほとんど知らなかったので、なかなか興味深く観ることができた。
辞書作りのタコ部屋が舞台なので登場人物が少なく、そのおかげもあって人物描写が丁寧だ。
http://buu.blog.jp/archives/51392070.html

アニメーション作品賞 風立ちぬ
超一級のクリエイターたる宮崎駿を重ね合わせることができる素材として堀越二郎を選び、自らの人生を投影しつつ、これが最後の作品になるかも知れないと覚悟した上で好き勝手にやりたいことをやった映画、という印象である。でも、それがつまらないかと言えば、そんなことはない。宮崎駿が久しぶりに作った、オタク向けの映画、大人のオタクのための映画、オタクを肯定する映画と言えると思う。
http://buu.blog.jp/archives/51403800.html

監督賞 石井裕也(舟を編む)
石井裕也監督の「ハラがコレなんで」は終盤で失速した感があったけれど、この作品は最後まで楽しめた。日本映画らしい良い作品だと思う。
http://buu.blog.jp/archives/51392070.html

主演男優賞 松田龍平(舟を編む)
松田龍平の演技はマンネリとユニークとのギリギリのところをいっていて、まだ引き出しに在庫を残していると思う
http://buu.blog.jp/archives/51392070.html

主演女優賞 真木よう子(さよなら渓谷)
最大の目的だった真木よう子は良い演技を見せていた。演技の質という意味でも、幅という意味でも、世代を代表する役者だと思う。
http://buu.blog.jp/archives/51401046.html

助演男優賞 リリー・フランキー(そして父になる)
もう片方の家族はリリー・フランキーと真木よう子が演じているが、こちらは、貧乏がすっかり染み付いていながらも、下町っぽい子育ての様子をうまく表現していた。僕などは横浜の貧乏長屋の育ちなので、「あぁー、そうそう」という感じだった。
http://buu.blog.jp/archives/51412111.html

助演女優賞 真木よう子(そして父になる)
助演男優賞参照

脚本賞 渡辺謙作(舟を編む)
すぐに気がつくのが脚本の良さである。起伏のない単調なストーリーを見事に料理していて、途中で眠くなることもなく最後まで楽しめた。この脚本を書いた渡辺謙作の作品は初めて観たが、今後は注目しておきたい。
http://buu.blog.jp/archives/51392070.html

音楽賞 久石譲(風立ちぬ)
撮影賞 笠松則通(許されざる者)
照明賞 許されざる者
美術賞 利休にたずねよ
録音賞 舟を編む
編集賞 普嶋信一(舟を編む)
外国作品賞 レ・ミゼラブル


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