2014年03月18日

ウィスラー訪問記 一日目

ウィスラーで行われるキーストーン学会の視察と、海外スキーリゾートの視察を兼ねて、カナダのウィスラーに行くことになった。出発は普通通り成田から。

ANA便だと往復30万円もするのだが、エアカナダのサイトで購入すると往復10万円である。飛行機はスターアライアンスの共同便なので、同じ飛行機である。はて、この価格差はどこから来るのだろう?要すれば、情報弱者からたんまりとお金を吸い上げようという算段なのかも知れず、あるいは科研費など、使いきらないと逆に怒られてしまうような無駄遣い奨励資金を利用する人向けなのかも知れないけれど、もちろん僕はエアカナダで行くことにした。ただ、足を伸ばすことができるプレミアムエコノミーがあるので、片道1万円ほど払って、ビジネス並み(笑)にリッチにしてみた。

機内での楽しみはもちろん映画鑑賞なのだが、もう観てしまった映画が少なくなく、日本語の上映は華麗なるギャツビーとジ・インターンシップの2本だけ。前者はもう観たので後者を観ようかと思ったのだけれど、その前にFrozenの原語版を観ることにした。タッチパネルのモニターの調子が悪く、ちょっと苦労したのだけれど、なんとか最後まで観たところで本格的にモニターが故障。結局、他の作品を観ることはできなかった。他にも、手元のライトの光軸がずれていて本を読めなかったり、テーブルが斜めになっていて飲み物を置くことができなかったりと、究極のハズレ座席だったのだが、ACアダプターがあったので、iPadを利用しての小説の執筆で過ごした。

バンクーバー空港への着陸は驚くほどスムースで、パイロットの腕が良かったようだ。着陸後に確認するとかなり強い横風が吹いていた。

カナダへの入国管理はかなり緩めで、日本人で良かったと思ったのだが、以前、ワシントンに行った時はかなり厳しかったので、カナダと米国の違いもあったのかも知れない。とにかく、「何しに来たの?」に対して「会議出席とか、スキーとか」ですっと通してくれた。

バンクーバー空港からウィスラーまでは直行バスがある。日本で調べてみたら「予約必須」とか書いてあったのだが、現地に行ったらもっと安いバスがあった、なんてことがあっても不思議ではないので、無視して予約なしでバンクーバーに到着したのだが、直行バスは一社のみだったので、予約しておいても良かったと思う。ただ、バスは別に混雑していなかったので、予約は必要なかった。

空港はフリーのWi-Fiが完備されていてなかなか便利。ちなみにフリーWi-Fiは成田にもあるので、カナダが非常に素晴らしくて日本がダメ、ということではない。







バスは空港を出発すると、バンクーバーの市内を抜けてウィスラーに向かう。このバスが素晴らしいのは、バスまでWi-Fi完備ということだ。おかげで道中ずっとラインで友人と連絡をとり続けることができた。ただ、ずっとパズドラをやり続けることはできなかった。というのは、景色が素晴らしかったこともあるのだが、アプリを立ち上げたらずっとデータのアップデートをしていて、いつまで経ってもゲームができなかったのだ。ちょっと調べてみたら、iPadやiPod touchは時計が東京時間になっていないとダメらしい。自動的にバンクーバー時間に変更されていたので、わざわざ東京時間に戻しておいた。

バスは、ネット環境は素晴らしいのだが、シートベルトがないのが玉に瑕。ところどころ対面通行で全く分離帯がないのに、みんな結構なスピードで飛ばしているので、ちょっと不安になる。

バンクーバーは初めてだったのだが、「カナダ」から想像する街とは正反対の、高度に開発された街だった。







高層マンションが林立していて、その一階にはスタバやら、サブウェイやらが営業している。ちょっと面白かったのは、それらが過剰に華美ではない点で、ティファニーですらこんな感じである。




銀座やニューヨークのティファニーとはだいぶ趣が違うのが面白い。

オフィスビル街は住宅マンション以上に高層のビルが建っていて、その様子は新宿西口や東京丸の内よりもずっと近代的に見える。




この街のもう一つの特徴が環境との調和で、街からすぐそばの海で泳ぐこともできるし、スキーができる山へのアプローチも容易である。このあたりはオーストラリアのシドニーなどとも共通しているのだが、日本で言えばお台場や晴海で海水浴が楽しめるといった感じだろう。




このあたりから、バスの景色はかなり不公平で、左サイド(北に向かうバスの西側)は絶景である。一方で、反対サイドは崖ばかりが見える(笑)。

そうこうして空港から2時間半程度でウィスラーに到着である。街はかなりコンパクトで、徒歩で一周りしても15分程度である。大きさだけ言えば、野沢温泉村のほうがずっと大きい。白馬村と良い勝負だろうか。コンパクトな分、スーパーも、お土産物屋も、レンタルスキーも、スポーツ用品店も、学会をやるコンベンション施設も、飲み屋も、宿泊施設も、そしてスキー場もすぐそばなので、非常に便利である。

五輪の会場だったのはほんの数年前だが、その痕跡は驚くほど少ない。馬鹿でかいオブジェがあるだけのような気もする。




夕方はそこそこ人がいたのだけれど、学会会場を視察している間に暗くなってからは、人影はすっかりまばらになってしまった。そこそこ寒いこともあって、みんな室内で飲んでいるようだ。







飲み屋はどこも賑やかでうるさすぎるぐらいなので、今日はおとなしくホテルに直帰。テレビではマレーシア航空機のニュースばかり放送していた。

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