2014年04月29日

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー

captainamerica


アベンジャーズやアイアン・マン2は観ていたのだが、本作については前作未見で鑑賞。

非常にカッコイイ主人公が大活躍、という内容なので、特に文句はないのだけれど、大味な展開に終始している。マーベルのシリーズはバットマンにしても、スーパーマンにしても、アイアン・マンにしても、そしてこのキャプテンにしても、人間が大活躍することは間違いない。そこがウルトラマンなどの超人ものと異なるところなのだが、キャプテンはかなり超人に近いため、戦闘が常人離れしている。それによって、大味な印象を受けてしまうのかも知れない。ともあれ、マーベルが大好きなら楽しめるのかも知れないけれど、あまり愛着のない僕には、なんとなく単調に感じられた。しかし、特撮はなかなかだし、登場人物たちもそれなりに魅力的ではあった。一番の問題は、ストーリー展開が読めてしまいすぎることかも知れない。しかし、それでもなお、アイアン・マンは面白かったのに、この作品はイマイチだった。その原因は、堅物な主人公のキャラクターによるのかも知れない。ユーモアにあふれた会話がないので、全体が無味乾燥なのだ。ほとんど笑う場面がないので、「面白かった!」という感想にならない。もしかしたら、原語で観たら色々とあるのかも知れない。

エミリー・ヴァンキャンプが可愛かったので、もっと出番が多ければ良かったのに。

評価は☆1つ半。

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