2014年07月03日

ダイバージェント

divergent


試写会で鑑賞。最終戦争後の米国を舞台にしたアクション映画、なんだろうが、学園モノみたいな部分もあり、ジャンルは良く分からない。スポ根学園ものだろうか?

人間を性格検査をベースに5種類に分けて、その分類をベースに管理することで社会を統治している、という非常に無理のある設定。それぞれのグループが非常にわかりやすい演出と音楽で描かれていて、「この位わかりやすければ、頭の悪いあなた方でも理解できますよね?」といった特段の配慮が感じられる。良い者、悪者の描き方が単純そのものなので、小学生ぐらいだと楽しめそうだが、良い大人の鑑賞にはちょっと耐えられない気がする。

たっぷり一時間以上も新入りのトレーニングを描いていて、この映画、一体何がやりたいんだろうと心配になったあたりでようやく事件が起きるのだが、そのタイミングは制作サイドのご都合主義そのもの。キーになる人間が入隊した直後に事件が起きるなんて、そんな偶然が起きるのは映画の中ぐらいである。

マインドコントロールされた人間との戦闘は既視感たっぷりで、ラストも、これはターミネーターシリーズとかでも観た気がする。新しいものがほとんど感じられず、米国って、こんな映画に大金かけちゃうところが凄いよなぁと、悪い意味で感心する。とはいえ、小学生ぐらいならまだ映画の経験値が低いので、この映画を観ても「すげぇ」と感じるかも知れない。大人は無理。

何か残るものがあるわけでもなく、爽快感もなく、では突っ込みどころ満載かといえばそんなこともない、普通にダメな映画だった。ハンガー・ゲームみたいなものだろうか(観てないけど(笑))。

評価は☆ゼロ。

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