2014年07月17日

オール・ユー・ニード・イズ・キル

edgeoftomorrow


随分主語が重いタイトルだなぁ、と思ったら、案の定日本人が考えたタイトルらしい。もともと日本の小説で、そのタイトルが「オール・ユー・ニード・イズ・キル」。それを米国で映画化し、日本に逆輸入したということで、英語のタイトルはEdge of Tomorrowとのこと。

良くあるタイムスリップものだが、これといって特殊な工夫があるわけではない。設定はチープそのもので、物語を成立させるために非常に特殊な設定がなされている。タイムスリップものの最大の肝はタイムスリップをどう定義するかで、その点、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズは秀逸だった。そこにあまり焦点を合わせなかった「ターミネーター」シリーズなどもあるが、本作はバック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ同様、かなり重要な要素になっているにも関わらず、定義が非常に杜撰だったので、イマイチ物語に入り込めなかった。

映像も最近流行りの非常に細かいカットをつなげたもので、ただただせわしなく、何が起きているのか良くわからない。音とスピード感の勢いで一気に見せてしまおうという魂胆なのかも知れないが、単調なので眠くなる。

ラストの仕上げもイマイチで、「一体、どういう設定なんだ?」と突っ込みたくなる。この手のタイムスリップ&パラレルワールドものは、どうして設定をもっときちんとしないのか、不思議でならない。

ただ、ラストシーンだけはなかなか良かったので、観終わったあとの印象は決して悪くない。評価は☆1つ半。

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