2014年08月07日

マンジェ再訪

拙著「とんかつ名店絨毯爆撃」の特撰12軒のうちのひとつに選んだ「マンジェ」に再訪してみた。開店時間の11:30に伺ったところすでに大行列で、順番待ちリストに名前を書いたところ、入店目安は12:30以降だった。仕方なしに駅まで戻って、ミスドで90分ほど時間を潰し12:45に戻ってくると、ちょうど入店できるタイミングだった。物凄い人気である。

前回はレギュラーメニューの中で一番高い特上ヘレとんかつを注文したのだが、今回はスペシャルメニューの日向あじ豚を白トリュフソルトで食べてみることにした。価格はとんかつMサイズが1,640円、定食セットが490円で、あわせて2,130円である。プレミアムとんかつとしてはやや安めの価格設定だ。

カウンターに載せられたとんかつは、ひと目で火の通りが制限されているのがわかる。この調理法はかなり難易度が高いはずなのだが、大丈夫だろうかと心配になった。



















まず、左の端から一切れ取り、塩を使わずに食べてみた。豚肉はレアやミディアムレアで仕上げると、どうしても旨味に欠けてしまうのだが、この肉はきちんと肉の味がする。肉のレベルはかなり高い。続いて、白トリュフソルトを使ってみた。黒い平皿に塩を薄く撒いてあって、肉の断面をここに押し付けることによって適量の塩を肉に付ける。




ひとくち食べてみて、その美味しさに驚いた。ただ、白トリュフソルトの味はかなり強く、適量以上の塩を付けてしまうと肉を食べているのか、塩を食べているのかわからなくなってしまいそうだ。あくまでも肉を引き立てるという役割になるよう、極力塩の量を少なくするようにして食べたのだが、その限りにおいては肉と塩のマリアージュが素晴らしかった。

ところが、である。残り3切れまで食べ進んだところで、事態は一変してしまった。肉が半生なために、噛み切ることができないのである。肉を噛み切ろうと苦心しているうちに衣は剥がれ落ち、とんかつを食べる楽しみは一気に失われてしまった。たまたま、この一切れの筋切りがうまくいってなかったのかな?と思い、次の一切れに食べ進んだのだが、状況はやはり同じ。そして、最後の一切れも、やはり噛み切ることができなかった。火の通しが甘すぎたのか、下ごしらえで肉を叩くときに叩き漏れがあったのか、そのあたりは良くわからないのだが、もし最初に食べたのがこのとんかつであれば、特撰に選出することはなかっただろう。

次に大阪に行く機会があれば、今回は売り切れだったTOKYO-Xのとんかつを食べてみようと思う。場合によっては、特撰から格下げにすることも考慮しなければならないかも知れない。

ちょっと失望しながら店を出ると、炎天下にもかかわらずまだまだ大行列だった。

店名 マンジェ
TEL 072-996-0175
住所 大阪府八尾市陽光園2-3-22
営業時間 11:30〜14:00(L.O) 17:00〜21:00(L.O)
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)・第2・3火曜日

前回の評価:マンジェ



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