2014年10月08日

マンジェ(三回目)

マンジェ、三回目である。最近は大阪出張のたびに食べている感がある。過去のレビューはこちら。

マンジェ
http://buu.blog.jp/archives/51443956.html

マンジェ再訪
http://buu.blog.jp/archives/51449539.html

さて、今回注文したのは、ヘレ丸太チョイス定食で追加が天然エビフライとカキフライである。










東京Xは例によって週末で完売とのことだったので、まだ食べたことがない丸太ヘレを食べてみた。棒状の丸太ヘレ肉を揚げて、それを6つに切り分けて提供される。端の方はしっかり揚がっていて、中央部分はほんのりピンク色である。肉はジューシーで、前回のように噛みきれないということもなかった。

この店のとんかつはやはりアプローチが変わっている。いわゆる「とんかつ屋」の文法ではないのだ。普通のとんかつ屋は、下味は控えめにして、肉の旨味で勝負する。だから、拙著「とんかつ名店絨毯爆撃」で紹介しているような店のほとんどはソースなどは不要で、肉の旨味を活かすように、塩を使って、あるいは素のままで食べるのが美味しい。逆に、駄目な店ほど、ソースが必須になる。肉に味がないからだ。

ところが、この店は、最初から下味がしっかりつけてある。テーブルに置かれた時点で、すでに肉の旨味だけではなく、調味されているのである。だから、ソースをつけて食べても何の問題もない。肉の旨味で勝負するのではなく、味付け前提で勝負しているのだ。

とはいえ、ベースの肉の味が悪いわけではなく、ちゃんとそういった調味料に負けないだけの肉を使っている。これをたとえるなら、

名店の絶品とんかつ:美人の良さを活かすために、お化粧は控えめ、それにあわせて清楚な服をコーディネート。秋篠宮佳子内親王のイメージ。

マンジェの絶品とんかつ:美人の顔をさらに引き立てるようにばっちりお化粧を施し、豪奢な服をコーディネート。故ウェールズ公妃ダイアナのイメージ。

という感じなのだ。アプローチの源流が和食か、洋食か、という違いがあって、単純に比較するのには無理があるのだが、マンジェタイプのとんかつ優良店があまり存在しないため、異彩を放っているように見える。

ちなみに、天然エビフライとカキフライもなかなか美味しかった。チョイス定食はお勧めである。

ただ、11:10に店に行って、名前を書いて(45人待ちだったかな?)、店内に座れるのが13:20というのは、絶望的に時間がかかり過ぎている。僕は東京から食べに行っているから我慢もするけれど、大阪の人は良く我慢するなぁと感心してしまう。2時間待つくらいなら、他にも美味しいものはいくらでもありそうなものなのだが、不思議である。

なお、付録として、マンジェのメニューを写真で紹介しておく。































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