2014年10月11日

るろうに剣心 京都大火編

るろうに剣心の実写版第二作である。1,800円を出すのは嫌だし、すぐにストーリーを忘れてしまうと思うので、この時期になってようやく1,000円で鑑賞。

るろうに剣心第一作の評価はこちら

るろうに剣心(監督へのインタビュー付き)
http://buu.blog.jp/archives/51349040.html

さて、第二作。冒頭で山鹿の八千代座のシーンがあって「なぜ熊本へ?」と思っていたらテロップで「浅草」とでてずっこけた。東京タワーを映しておいて「通天閣」とテロップを出してしまうとか、富士山を映しておいて「阿蘇山」とテロップを出してしまうとか、片山さつきを映しておいて「堀北真希」とテロップを出してしまうようなもので、いくらなんでもおかしいだろ、と思った。ご一行で熊本旅行をしたかったのかも知れない。

佐藤健の演出は相変わらず。平時と戦闘時のギャップを強調したいのだろうが、そのなよなよした演出が違和感ありすぎる。女性っぽい物腰、しなやかさを見せるにしてももうちょっとやり方があるはずで、歌舞伎の女形の演出などを参考にすれば良いのに、と思う。

一方で、殺陣の演出はなかなか見事。また、佐藤健のダッシュシーンなども自然な感じで良かった。多分、かなりの部分でスタントマンを使っているのだろうが、画面からそれがわかるのではなく、「こんなに身体がキレるわけがない」ということからの推測である。その点、藤原竜也はミイラ男の役なので、ボディダブルを使い放題だったろう。また、ジャンプするシーンは相変わらず物理法則を無視していて違和感ありまくりである。

といった、細かい演出面でも難ありなのだが、ストーリーとしても、強弱がなくて単調。同じようなシーンが続くので、眠くなってくる。これは脚本家の力不足。

主人公以外はほとんどいつもの演技で、新味がない。江口洋介にしても、藤原竜也にしても、青木崇高にしても、いつかどこかで見たような演技で(脳男とか、カイジとか、ちりとてちんとか)、もうちょっと違った演出をつけられないのかなぁ、と不思議に思う。江口と藤原は、監督がやりたくても、「これが俺のスタイル」と、やらせてくれないのかも知れないけれど。あ、最後にちょこっと出てきた福山雅治も、ガリレオみたいだった。

「次が楽しみ!」というよりは、「ここまで観ちゃったから、最後までお付き合いしましょう」というのが正直なところ。ここから大逆転で大傑作となるか、このまま沈むか、乞うご期待。評価は☆1つ半。

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