2014年10月27日

chromecastを買って、Google Japanが糞だとわかった件

動画放送をやっていることもあって、chromecastを導入することを決めた。早速ヤマダ電機に買いに行ったのだが、営業スタッフのおっさんから異様に丁寧な説明を受けた。途中で「いや、もう購入は決めてますから、商品を下さい」と伝えたところ、今度は特製ステッカーを大量にくれた。あまりにも馬鹿丁寧過ぎて面妖な、と思うくらいだ。さらにご丁寧なことに、お手製っぽい「お客様サポート窓口」の案内まで渡してくれた。0120-950-065、9:00-18:00、年中無休だそうだ。

ここまでされると、さぞかしトラブル満載なんだろうなぁ、と、心の準備が整った。

家に帰ってパッケージを開封すると、Apple並みの簡単説明があるだけ。接続も簡単なので、テレビに装着した。

さて、いよいよ接続作業なのだが、まず、いきなりおいおいと思うのが、iPhone、iPadに非対応ってこと。前半ではiPhoneでの接続について書いてあるのに、途中で「現時点では非対応」との衝撃のカミングアウト。死ね。日本市場においてiPhone、iPadでの使用不可って、どういうつもりなのかと小一時間問い詰めたい。やはり王子田克樹氏が執行役員の会社は信用できん。

仕方なしにノートPCへ移行。我が家では完全にyoutube閲覧専用機になっているDELLのXPSの登場である。が、作業を始めてすぐに、このPCではダメです、の表示。なんで?XPだから?

続いて、テレビ配信で使っているThinkPadに移行。DELLではダウンロードできなかったchromecastアプリをインストールし、粛々と作業継続。ところが、テレビとルーター、パソコンとルーターは通話ができている様子なのに、テレビとパソコンが通話できない。はて?色々試してみてもダメなので、chromecastの公式サイトでトラブルシューティング。ルーターの型番をチェックすると問題なさそうなので、あとはルーターの設定だろう。ただ、どこをいじったら解決するのかよくわからないので、よし、サポセンに電話だ、と思ったら、営業時間外である。今時、24時間対応じゃないなんて!とちょっとだけ思ったけれど、年中無休ということなので、諦めて就寝。

翌日、9:00に開店ダッシュで電話すると、待ち時間皆無でオペレーターへ接続。このお兄ちゃん、やたら丁寧なのは良いけれど、結局その場では問題解決に至らず、「後ほど、gmailで連絡します」とのこと。電話を切って待つこと2時間。Google様の「後ほど」が一日後なのか、一ヶ月後なのか、一年後なのかは不明だけれど、気が長い方の僕もちょっと限界を超えたので、Google様で(笑)、「ルーターの機種名(BUFFALO、WHR-HP-GN)、クロムキャスト、接続とトラブル」で検索。すぐに同様のトラブルに見舞われた先達の記事を発見。どうやらWPSがオンになっているとダメらしい。ルーターはデフォルトでオンになっているそうなので、ルーターの管理画面にアクセスして、このスイッチを切った。

それからchromecastアプリを再起動すると、以後はスルスルスルっと設定作業が進んで、結局10分ぐらいで開通した。

ちゃんとつながってみると、これはなかなか便利である。つながるまでが大変だけど、1995年前後に自宅ネットワークを整備しようと思えばいつも同様のトラブルに見舞われた世代なので、大丈夫だ、問題ない。

ただまぁ、Google Japanは相変わらずクソだけど。

#1.結局、「メールを送ります」と書いてから一日以上も連絡がない。
#2.マニュアルには未対応って書いてあったけれど、できそうなのでiPadとの連携を模索中。
#3.iPad上から、YouTubeアプリでchromecast可能なことを発見。また騙された。