2014年10月29日

がんこラーメン八代目 最終日

思ったよりも早く、その日はやってきてしまった。八代目の引退の日である。先日、引退に関する張り紙を見つけた際のエントリーはこちら。

ブウ*の視点「がんこラーメン八代目」
http://buu.blog.jp/archives/51450466.html

上のエントリーで書きたいことはほとんど全て書いてしまったので、あとは「最後の日」の報告だけである。本当は火曜日に行きたかったのだけれど、急遽胃カメラを飲むことになって、火曜日にはラーメンを食べることができなくなってしまった。無理やり時間を作って、水曜日の午後2時頃に店に到着したのだが、意外と行列は少なくて、5人ほど。当然塩を注文するつもりだったのだが、店頭には「塩ナシ」の文字(笑)。




あらあら、と思いつつ適当にネットサーフしながら待っていると、10分ほどで席があいた。塩なしということなので、アッサリ、チョッテリ、コッテリから三択となったのだが、もちろんコッテリをオーダー。ほとんどのオペレーションは若いお兄さんがやっていて、北沢さんはトッピングを担当。店の中にある時計の秒針を見て麺の茹で時間をチェックするあたりも北沢さん譲りだったので、このお兄ちゃんが近いうちにどこかで店を出すのかも知れない。

ということで、20年間もお世話になった八代目のラーメンも、これで食べ納めである。




何か、普段と違う感慨があるかな、と思ったけれど、特にそんなこともなく、ただ食べ終わった時に、ちょっとニヤリとしてしまった。年齢相応に色々な別れを経験していると、こんなものなのかも知れない。

食べ終わって「ごちそうさま」と挨拶をして一度、外に出てから裏口の扉を叩いて、先日書いたブログエントリーのプリントアウトを渡しておいた。北沢さんは店が暇な時、この扉から外に出てたばこを吸っていたものだが、そんな姿ももう見ることはない。さて、ここには、次はどんな店が入るのだろう?

この記事へのトラックバックURL