2014年11月17日

グッバイ、レーニン!



2003年ドイツ制作、2004年日本公開というちょっと古い作品。スカパーでやっていたので観てみた。

熱心な社会主義者の母を持つ子供が反体制デモに参加しているのを目撃し、心臓発作で倒れてしまう。8ヶ月後に奇跡的に意識を回復するのだが、その間に東ドイツの社会主義体制は崩壊していた。母の余命はいくばくもない、と聞かされた子供は、母にショックを与えないように、社会主義体制が継続しているように装い、努力を続けるのだが・・・という内容。

はて、この内容でどうやって風呂敷をたたむのだろう、と思って観ていると、終盤になって登場人物たちの様々な思惑が明らかになり、大団円となる。

東西ドイツの統一という大きな社会変革に見舞われた家族とその周囲の人たちを、暖かく静かな視点で描いた作品で、登場人物たちがみんな良心的である。語りすぎず、語らず過ぎず、良く出来た脚本だと思う。

この映画を観ていないのはちょっと損なので、機会があれば、ぜひ。評価は☆2つ半。

(これは、本ブログ通算9997のエントリーです)

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