高島屋の7階特選和食器売り場でやっていた薩摩焼の展示販売を観てきた。
工房の内山義明氏自ら作品について説明してくれたのだが、手の込みようが凄くてびっくりした。
最初、1万円ぐらいのおチョコを見て、ほほう、と思い、次に2万円ぐらいのを見て「なるほど、塗りの面積が増えると高くなるのだな」と感じ、つづいて全面塗ってあるおチョコが結構な価格であることを発見して、でもまぁ、これだけ細かく作業していれば当然だな、と思い、さらに二重の格子状になっている凄いおチョコを目にして、ため息をつく始末である。
これは香炉だけど、こんな感じでおチョコなのである。
http://www.satumayaki.com/kouro.htm
これで5万円なら、納得の一品。ただ、これを買うためにはもうちょっと経済的余裕が出てこないとである。しかしまぁ、ちょっと海外旅行に出かけても20万円、銀座で凄い寿司を食べてひとり35,000円、それなら、50,000円も・・・と思ってしまう。でも、マクドでバイトして1時間1,000円とか考えると、50時間。飲み食いせずに、寝ずに働いてもまる二日以上である(やったわけではないけれど)。あるいは、総統閣下の本を一冊書いても100万円程度なわけで、そう考えると、うーーーーーん。
結局、お持ち帰りは断念。