2015年06月21日

正親里紗さんの徳利とぐい呑

週替りで個展をやってくれるので、非常に勉強になる黒田陶苑なのだが、今週も買ってしまった。






















正親さんの表芸は多分、布の質感を陶器で表現したもの。大きな壁掛けが数点と、茶碗が数点、展示されていた。この茶碗が見事で、布を二重にしてくるくるっと巻いて茶碗の形にしてみました、という造形。うわー、これは良いなぁ、というものだったのだけれど、自分が使うものしか買わない、という主義で、お茶はやらないし、さりとてお茶漬けに使うにはちょっとでこぼこし過ぎかな、と思ってスルー。でも、この茶碗は本当にナイスだったので、「この感じでぐい呑も作ってください」と無理っぽいお願いをしておいた。

#どこかに画像がないかな?と思って探したら、本人のフェイスブックにあった!これでみることできるかな?
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=826589790760723&set=a.205647376188304.52809.100002291280012&type=1&theater

ということで、今回は汎用タイプの位置付けっぽい徳利とぐい呑から、色合いやデザインが似ているものを選んでみた。いっちんでにょろにょろ〜と、蟲師に出てくる蟲みたいなのが描かれている。マット系の釉薬を還元焼成した感じだけど、どうなんだろう。今回も少し話を聞くことができたのだけど、こちらが勉強不足なので、もうちょっと知識をつけてからまた詳しく聞いてみたい。芸大とか、社会人学校をやってないのかなぁ???

#ちょっとしか関係ないけど、昨日レビューした「海街Diary」の舞台になっていた鎌倉に窯があるらしい。正親さんの窯は北鎌倉で、海街の舞台は長谷寺のさらに西だから、すげぇ離れているけど。

正親里紗 個展
6月20日(土)〜6月25日(木)(21日は休廊)
午前11時〜午後7時・月曜定休
会場:2F展示室


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