2015年07月01日

攻殻機動隊 新劇場版

arise


ARISEシリーズは未見。

草薙をはじめとしてキャラクターや技術的背景をそのままに、過去のシリーズとは異なる形で原作を解釈している。なので、過去の作品とは切り離して考えるべきなんだろう。ストーリーは正直、微妙なところ。発生する事件がいつもと同じで、同じような背景、設定の中で同じようなテロが起きる。このあたりは「設定を下敷きにして、新しい物語を展開する」という主旨だと思えば許容できるのだが、じゃぁ、同じようなストーリー展開を、新しい演出で見せることができたか、となる。

過去のテレビアニメ「S.A.C.」では「草薙って、なんでこんなコスチュームなの?露出狂なの?」と思ったものだけれど、本作は彼女がまだ9課に所属していないからなのか、普通の服装。この辺は新しいと言えば新しいのかも知れない。ロジコマは万能すぎる。もうちょっとマヌケなところがないと、可愛いのは声だけになってしまう。音楽はなかなか良かった。音響も良好で、ここは映画館で観た甲斐があったと思う。アニメ部分は「宇宙戦艦ヤマト2199」のような違和感がほとんどなくそれなりに進歩したんだなぁとは思うのだが、最近のPixarの作品を観ていると驚くほどではない。アクション部分は悪くないと思うが、単調で眠くなる。

もうちょっとしっかり事前勉強しておけばもっと楽しめたのかも知れないのだが、何の事前学習もなく鑑賞したら、何が何だかさっぱりわからないはず。そういう、ファンのための映画という作り方故に、映画の日で、上映館をかなり絞っているにも関わらず、お一人様という状況を生んでしまったのかも知れない。

評価は☆1つ半。

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