2015年07月10日

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン

ageofultron


冒頭からドンパチやっていて、最後まで単調にそれが続いていくメリハリのなさはいつもどおり。アベンジャーズの皆さんが超人すぎるので、観客への配慮なのか、ところどころスローモーションになるのだけれど、なぜかBGMや効果音は普通通りでスローにならないところが気持ち悪い。気持ち悪いと言えば、運動量保存則やエネルギー保存則といった物理原則を全く無視した演出は潔いと言えば潔いのだが、かっこよさ優先のご都合主義なので、そういう妙なシーンが出てくるたびに「うーーーーん」と思ってしまう。やはり、最低限のところはキープして欲しい。

大体いつも思うのだけれど、ハルクが最強という設定はおかしいだろ。どう考えてもソーが一番強くなくちゃおかしい。制御不能になるからこそ最強という事情はわからないではないけれど、整合性が取れていない。

てんこ盛りのウニ・イクラ・大トロ丼みたいな映画なので、当然のように大味。グウィネス・パルトローやナタリー・ポートマンといった、海鮮丼で言えばわさびのような数少ないリズム変化俳優たちも予算の都合か、スケジュールの都合か、出演していないのも残念なところ。

数年前なら「すげぇ特撮」と感心したかも知れないのだけれど、今となってはそれほど新鮮味もない。機械の反乱という何度も繰り返された内容なのに、「2001」を全く超えておらず、すぐに忘れ去られてしまうような作品である。マーベルに対して特別な思い入れがある米国人には良いかも知れないが、日本人にはきついんじゃないだろうか。それにしても、世界の警察って楽じゃないねぇ。お疲れ様。

評価は☆1つ半。

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