2015年07月11日

ターミネーター:新起動/ジェニシス

genisys


別に「待望」ではないけれど、リアルタイムでシリーズを観ていたし、「うわー、液体金属とか、今の特撮ってこんなこともできるんだー」という先端技術の見本市みたいなところもあった作品なので、その新作に対してはそれなりに興味深く感じていた。

タイムトラベルもので「過去にタイムスリップして歴史を変えてしまおう」という主旨なのはご存知の通り。その設定のおかげで歴史は変わりまくっていて、おかげで過去作の登場人物たちは「過去の時間軸」に置き去りにされ、全く新しい映画として生まれ変わってしまった。良い意味ではなるほどねぇ、と感心させられるのだが、悪く言うならこれがありなら何でもやりたい放題である。

歳相応に年齢を積み重ねたシュワルツェネッガーを起用するために、ご都合主義の設定が現れたところは「うーーーーん」と首を傾げざるを得ない。

過去作を観ていた人間にとっては懐かしいところもあり、結構楽しめる内容になっていると思う。特撮も当然のように進歩していて、映像表現は見事だったと思う。

ストーリー的には、かなり頑張って過去作との矛盾を解消していたと思うのだが、「え?そこは疑わないの?」と疑問に思うようなシーンもあった。ロボットのアイデアが以前のシリーズから進歩していないこともどうなのか。相変わらず液体金属のターミネーターが出てきて、焼き直しが続く。技術的には確かに進歩しているけれど、アイデアの進歩が観られないのは残念。残念といえば、サラたちの孤独感が全く失われてしまったことも惜しい。世界中に味方や理解者が誰一人おらず、孤独に逃げまわるという世界観がなくなってしまった。あと、TVシリーズもこれで継続の可能性がなくなってしまったようだ。

で、最後に思ったのは、サラがそこに行っちゃたら、ジョンはどうなるの?ということ。評価は☆2つ。

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