銀座の金沢で九谷焼諸江屋〜堀川十喜・中井理節・西野美香」展が始まったので、見てきた。
赤絵、染付、色絵の3つの代表的作家を集めての展示。赤絵の玉杯と龍のぐい呑、染付のスープ皿などが良かったのだが、色々と出費が見込まれる時期なので赤絵はスルー。スープ皿は買って買えない額ではなかったのだが、非常に上品で、家の雰囲気、僕の雰囲気に合わないのでやめておいた(笑)。色絵は、普段使いとしては悪くないのだけれど、家の中に焼き物が溢れつつある状況では無理して買うこともないかな、ということで、これまたスルー。各種イベントが終了しても資金に余裕があって、まだ残っていたら購入を考えるかも知れないのだが、赤絵って、差別化が難しいというか、描く対象の大きさ、何を描くか、描写の細かさと正確さ、あとは何に描くか、ぐらいが個人的な判断ポイントで、誰が描いたのかがぱっと見てわかるだけの個性を主張してくれないと、財布の紐が緩まらない。
2015年7月16日(木)から28日(火)まで