2015年07月23日

マッドマックス 怒りのデス・ロード

madmax


第一作が公開されたのは僕が中学生の時。まだコマーシャルは覚えているけれど、詳しい内容はすっかり忘れてしまった。核戦争後の荒廃したオーストラリア(?)が舞台、ぐらいしか覚えていない。その新作が公開ということで、どうせ、うるさい音楽をBGMにしてカーアクションを繰り広げるだけのほとんど内容のない映画でしょ、と思いつつ観に行った。事前の予想はほとんど100%的中していた。しかし想定外のことがあって、それはその内容のないくだらない映画が、抜群に面白かったことである。

何の教訓もなく、ストーリーにひねりもなく、脚本に特段の工夫があるわけでもない。ただ、設定が非常に良い。そして、設定にフィットした演出が見事。6つのタイコと前面に吊るされたエレキギター、そして大量のスピーカーによる大音響で迫ってくるトラックを見ただけで1800円の価値があろうというもの。他にも「血液袋」とか馬鹿馬鹿しいアイデアがてんこ盛りで、その度に笑ってしまう。「何やってんだ、こいつら(笑)」と。

バカ映画も突き抜ければ十分に楽しめるということをアピールした点で、非常に高く評価できる。

全編ハイテンションで、普通なら途中で慣れてしまうところなのだが、どういうわけか、飽きずに最後まで一気に楽しめてしまう。こういう映画を撮りたいと思っている人は沢山いそうだけど、実際にはなかなかお目にかかれないんだよねぇ。

いや、本当に楽しい映画だった。評価は☆3つ。もっと早く観ておけば良かった。

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