原作未読で鑑賞。
2D版で観たのだが、3D向けに作っているのか、目の焦点が合いにくいことが何度かあった。また、大泉学園で観たのだが、この劇場は相変わらず音圧が強すぎる。音圧というか、音が不自然に大きい。
特撮は部分的に雑なところがあって、お金が足りなかったのかなぁ。
映像としては、人間が巨人にムシャムシャ食べられてしまうのが残虐を通り越して滑稽。その意味では笑いどころ満載である。
演出はかなりオーバーでテンションが高い。違和感バリバリだが、ストーリーが異常なのであまり気にならない。壁のそばに行ったらたまたまそこに巨人が襲ってくる、みたいなご都合主義もあったけれど、ご愛嬌。
ラスト近くで思いっきり物理法則を無視した展開になってびっくりした。そういう映画ならそういう映画と言ってくれれば心の準備ができたのに、と思っているうちに前篇終了。期待が小さかったせいもあって、かなり楽しめた。
評価は☆2つ。