鹿児島まで来たので、沈壽官窯を訪問してみた。
陶工さんたちが細かく役割分担されて削ったり、絵付けしたりしている姿を窓越しにみることができるつくりになっていて、観光客対応が行き届いているというか、こんな風に見世物化されて緊張しないのだろうかと心配になる。何枚か写真も撮ったのだが、肖像権のこともあるのでここでは公表しないでおく。
博物館が併設されていて、歴代沈家の作品がずらっと並んでいるのだが、12代において一気に作風が変わり、そこで提案された作風が当代まで熟成されてきているのがわかる。
当然のように販売所もあったのだが、透かし彫りの白もんは100万円オーバーのものが数点あるだけで、お手頃価格のものが置いてなかった。残念。
撮るものがないので、登り窯でも。