2015年10月29日

一億総活躍から1人マイナスして下さい

あんまり詳しく書けないけど、最近、科学の役割についてじっくり考える機会があった。何のための科学技術なのか、ということについて思考実験を繰り返し、未来を描いて、それを文章化した。

あらゆるものが科学技術によって効率化されつつある今、人々の暮らしはもっとゆとりあるものになるはずなのに、なぜか生活はそれほど豊かになっていない。まぁ、金銭的には豊かになっているのかも知れないが、生活の質という視点では、それほど豊かになったとは思えない。僕の感覚では、豊かな生活とは週休3日になり、4日になり、一日の労働時間も5時間とか、4時間とか、どんどん減っていくことなんだけれど、そういうのが豊かだとは思っていない人が多いのかも知れない。だから、生産技術が効率化したら、もっと生産しようとする。結局、大量生産大量消費こそ正義であって、その呪縛から逃れられないのだろう。緩やかなインフレを歓迎し、デフレに恐怖感を抱く。

でも、そろそろ気づいた方が良い。人間が持っている時間には限りがあって、しかもそれには貧富の差や身分の差は関係ない。それなら、その貴重な時間を、もっと大事にすべきだ。もちろん、仕事が大好きだから、効率化して時間が余ったら、その時間でさらに働きたい人もいるだろう。でも、そうじゃない人は、別に働く必要はない。一億総活躍とか、バカじゃないの?

機械が人間の代わりに頑張ってくれるなら、僕は釣りをしたり、友達と飲みに行ったり、旅行に行ったり、音楽を聴いたり、陶器を作ったり、スキーをしたり、映画を観たり、コンサートに行ったり、寝たりして過ごしたい。使い切れないほどのお金は必要ないし、都心の高層マンションにも住まなくて良い。まぁ、僕の考える「豊か」は他の人とはずれているのかも知れない。

ということで、僕は先週末から今週頭にかけて結構頑張ったので火曜日からほとんど仕事してないし、今日から京都に遊びに行きます。総活躍のメンバーから、僕は外してください。残りの9999万9999人の人は、頑張って働いて、豊かに暮らしてください。

あ、冒頭に「あんまり詳しく書けない」って書いたけど、詳しく書ける日が来たら良いなぁ。そうなれば、もっとたくさん遊べるんだけど(笑)。

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