2015年11月03日

ギャラクシー街道

galaxy


舞台はちょっと寂れた太陽系の僻地にあるハンバーガーショップ。そこに色々な客が来てコメディを繰り広げる、という趣向。

場面はほとんどハンバーガー屋の店内だけなので、非常に演劇的な作り。じゃぁ、それが面白いかと言われると正直全くつまらない。ひとつひとつのエピソードはところどころ笑えるのだが、それらが全く統一されていないし、関係性も希薄。一見無関係なエピソードが羅列されて、それが徐々に収束していって、あ、そうだったの!となるなら良いのだけれど、いつの間にか消えていたり、帰ってしまったりで、せっかく集まった人達はほとんど何も交差せず、そのまま発散していく。足元がいつも濡れているはずの設定がラストで変わっていたり、整合性が取れていないところもあった。

じゃぁ、人畜無害なダメ映画かというと、そうではなく、逆に不愉快な映画。主人公が凄く差別的だし、売春婦を意味もなく中国人っぽい訛りにしているのも意味不明を通り越して不愉快。ココらへんはフジサンケイグループの圧力でもあったのだろうか?

いつもの三谷作品らしく「俺って顔が広いからこんなチョイ役でも有名俳優が出てくれるんだぜ」的なカラーは強いのだけれど、本当にそれだけのダメな映画。三谷幸喜もこれで完全に終了かも知れない。

評価は☆ゼロ。今年は駄作の当たり年だな。

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