2015年11月24日

ラスト・ナイツ

lastnights


「えーーー、キャシャーンであれだけ大ゴケした紀里谷監督に映画撮らせてくれる太っ腹がいるんだ!」と感心しながらの鑑賞。

日本人が大好きな仇討ちものを、外人を使って、中世(刀や弓の時代)のどこかの国を舞台にして展開しているのだけれど、前半がとにかく退屈。「こういう演出をしたらカッコ良いでしょ?」という監督の思いがズルズル横滑りしているあたりがダウンタウンの松本人志さんと良く似ている(松本人志さんは、「面白いでしょ!」だけど)。

話が面白くなってくるのはいよいよクライマックスというあたりからで、それまでが結構長い。眠い。クライマックスは色々と配置された伏線を回収していくのだけれど、今度はちょっと説明的。そういう、説明的じゃなくても良いところが説明的なのに、敵と味方が同じような服装なので話がわかりにくい。同盟軍と帝国軍ほどのわかりやすさは不要でも、もうちょっと何とかしてよ、と思わないでもない。

スローモーションを多用する演出もどうなのかなぁ。僕としては好みではないし、映像的な効果も疑問。

ストーリーも古臭くて、こういうのってもう流行らないんじゃないかなぁ。紀里谷監督は好きなのかな?

笑い、ユーモアが一切排除された脚本も、緊張しっぱなしで、観ていて疲れてしまう。

紀里谷監督が考える「面白い映画」なんだろうけれど、僕には大して面白くなかった。でも、「ギャラクシー街道」よりは良かった。

評価は☆1つ。

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