2015年12月09日

コードネーム U.N.C.L.E.

themanfromuncle


KGBとCIAのスパイが協力して敵に立ち向かうというアクション・コメディ。007のノリをもっとずっとコメディタッチにしたような感じの作りになっている。特にダニエル・クレイグになって以降の007はユーモア控えめで簡単に相手を殺すので、好対照である。

結構笑えるのだけれど、客の側がそれを期待していなかったのか、「え?ここは笑っても良いところ???」みたいな雰囲気が映画館に充満していた。笑えば良いと思うよ。

アクションの面では007やミッション・インポッシブルに敵わないと思うけれど、デコボココンビによるコメディという方向はそれら2つとは異なっているので、これはこれでありだろう。ただ、一部には「007より面白い」という話もあるみたいだけど、それには同意できない。「スペクター」は前3作と密接に関係があるように作られているので、一作のみでは評価できないところがある。

ところで、原題は「THE MAN FROM U.N.C.L.E.」。なんで単数なのかな、と思って調べたら、もともとはソロが一人で主人公のつもりだったらしい。

評価は☆2つ。

この記事へのトラックバックURL