2016年02月10日

オデッセイ(MARTIAN)

martian


原題はMARTIAN=「火星人」だと思うのだが、火星人ってしちゃうとタコのような異星人をイメージしちゃうのでオデッセイにしたのかな?

火星の嵐によって事故が発生し、火星調査隊のロケットが倒れそうになる。大慌てで逃げ出す調査隊一行なのだが、途中で倒れてきた何かに巻き込まれ、一人のクルーが行方不明になる。他のクルーたちはロケットに乗って無事火星から脱出するのだが、取り残されたクルーが嵐のあとに意識を取り戻す。彼は一人基地に戻り、生き残るために文字通り孤軍奮闘する、という作品。

たった一人で水も食べ物も空気にも限界があるという状況で、普通ならうつ病になってしまいそうな状態にも関わらず、ノーテンキに船長のマイ・フェイバリット・ソングス(ただし、懐メロ。そりゃまぁ、そっか。未来のヒット曲を挿入するわけにもいかないので)を聴きまくって前向きに状況打開に励む主人公をマット・デーモンが好演している。この劇中懐メロ、「こんなふうに置いていかないで、私は生き残れない。私は一人ではいられない」とか、「あなたが私のそばにいてくれないと私は生きていけないと思った」とか、状況にぴったりの曲なんだけれど、ほとんど歌詞に字幕がつかないので日本人にはちょっと厳しい。厳しいというか、十分に映画を楽しめない。そんな曲ばかりをコレクションしていた船長を罵る場面も、日本語圏の人間にはちゃんと伝わってこないのだが、こればっかりは仕方ない。ということで、満喫できない作品ではあるのだけれど、それを抜きにしても普通に面白い。マット・デーモンが知的な(下品だけど)人間の役もできるというのは新しい発見だった。

ところで、火星の大気は地球の200分の1らしいんだけど、そんなに空気が薄かったら、嵐になってもロケットは倒れないよね・・・。

評価は☆2つ。

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(ネタバレはストーリー紹介の後の「以下ネタバレ注意」表記以降からです) 面白かった!この映画大好き! 絶望的なサバイバルが最新科学技術や現実に基づいたリアリティ重視で描かれるにも関わらず、この地に足の着いたエンターテイメントが観客に示してみせるのは
映画『オデッセイ』 THE MARTIAN ネタバレでお節介な解説【グドすぴBlog】at 2016年02月25日 00:50