2016年03月15日

成蔵(再訪)

今、「好きなとんかつ屋を5軒挙げろ」と言われたら、多分、あげづき、丸五、マンジェ、いち川、そしてこの成蔵を挙げると思うのだが、あげづきやマンジェと同じく、物凄い行列店になってしまい、ホイホイと食べに行くことができなくなってしまった。しかし、遠方から来た親戚が食べてみたいというので、11:30頃に訪問してみたのだが、この時点で歩道に5人の行列だった。地下への階段にもさらに4、5人が行列しているはずなので、多分10人ぐらいの行列である。店内の座席数は15か16なので、一巡ほどではないと予想して、待ち時間は30分ぐらいかと思ったのだが、実際に食べることができたのは12:30ぐらいだった。

今回の注文はシャ豚ブリアン。普通の店の特ヒレである。とんかつ屋に行ったら一番高いメニューを注文しろ、が僕のポリシーなのだが、この店の最高額メニュー、雪室熟成豚肉は僕にはちょっと分解したタンパク質の臭いと味が強すぎて好きになれない。そこで、イレギュラー的に、ひとつ格下のメニューをオーダーすることにしている。




かつは低温の油でじっくりと揚げたタイプで、普通なら油でベトベトになるところ、見事な職人技ですっきりと仕上げている。おかげで衣は尖ったところがなく、ふんわりとしている。肉はこれでもか、というくらいにジューシーで、旨みも強い。昔ながらのとんかつとはちょっと違うと思うのだが、このスタイルは一つの頂点と言って良い。

この店で残念なのはご飯、豚汁、漬物などの脇役たちである。ご飯は今日は柔らかすぎて、ベチャベチャしていた。豚汁はしょっぱすぎる。漬物もあまり力を入れている感じはなく、とりあえずつけておきました、という程度のものである。一方で、ポテトサラダとキャベツはなかなか美味しいのだが、何しろご飯の炊き具合がダメなのは日本人として残念すぎる。




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