2016年05月25日

一陽軒




名称:一陽軒
種類:横浜?熊本?
場所:塩釜口
注文:特上黒チャーシュー
評価:6/ ABB
2016.5.24.
コメント:スープは豚骨ベースでやや濃厚。マー油がかかっているので熊本系に見えるが、食べた感じはかつての名店げんこつ屋に近い。ただ、げんこつ屋と違うのは味が足りないこと。ベースのスープがしっかりしているので、その分味も濃くないとバランスが取れない。自分で調整しようとしても添加物入りのおろしニンニクなので調整のしようがない。ここまでこだわるなら、なぜ毎日ニンニクをすり下ろさないのか不思議である。

麺は太めの多加水麺。こちらはなかなかの良品だが、スープの味が薄いので麺の良さが引き立たない。太麺を食べさせるにはやはり濃いめの味付けが必須である。

チャーシューはなかなかの質で、薄味のスープにもマッチしている。しかし、わざわざトッピングするほどのものでもない。

太麺は「誰が調理しても失敗がない」という理由で採用する店が多いのだが、それを使いこなすにはいくつかの課題を解決する必要がある。最大のものは「体積が増える麺をきちんと食べさせるだけの味」を与えることで、この店はそれが足りない。

店名 一陽軒 (イチヨウケン)
TEL 052-802-5525
住所 愛知県名古屋市天白区植田西2-1601
営業時間 11:00〜14:00、19:00〜22:00 (日・祝日)11:00〜14:00、18:00〜21:00
定休日 木曜日

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